用管窺天(ようかんきてん)の意味

用管窺天は細い管に目を当てて天を窺い見るということから、視野が狭くて見識が足りないという意味をあらわす四字熟語です。

自分の狭い視野で広大な物事について独断したり、偏見を持ったりしていることをあらわしているため、世間知らずということもできます。

狭い視野、見識の世間知らずの者が、広い世間をわかったつもりになっている状態ををさしているでしょう。

『荘子』の秋水篇による用管窺天を使った文は以下の通りです。

是(こ)れ直(ただ)に管(くだ)を用(もち)ひて天を窺(うかが)ひこれは全く細い管から大空の広さをのぞき見たり、錐(きり)を用(もち)ひて地(ち)を指(さ)すなり。錐で地を突き刺してその深さを測るのと同じである。

用管窺天のビジネスシーンでの使い方

用管窺天「井の中の蛙大海を知らず」に似た意味をあらわしています。

ビジネスにおいても経験を積む、情報収集をするなど、見識を深め視野を広めるのは大切なことです。

用管窺天な人はビジネスシーンにおいては未熟者だと思われてしまうため、将来的に出世するのは難しくなってしまうでしょう。

昨今ではグローバル展開する企業も多いです。ビジネスで成功するために用管窺天な考えは戒める必要があります。

用管窺天の使い方と例文

「新入社員の○○君はちょっと用管窺天だね。もっと経験を積んで視野を広めないと。」
「今回の会議でいろいろな発言があった。しかし、中には用管窺天な意見も少なくないようだ。」
「私のような者が批判がましいことをいうのは用管窺天かもしれませんが、一言聞いていただけないですか。」