デフォルメの一般的な意味は伝達のための意図的な誇張

多くのカタカナ語は英語に由来するのに対し、「デフォルメ」はフランス語の動詞「デフォルメ【déformer】」からきています。一般的な意味は、意図的に誇張してものごとを表現することやゆがめて伝えることです。

フランス語の「デフォルメ」は動詞で、名詞は「デフォルマシオン【déformation】」です。フランス語の「デフォルメ」は、ラテン語で“かたちを崩す”という意味の言葉からきています。

「デフォルメ」は美術用語のひとつとしてもよく使われ、対象を変形させて表現する手法のことをいいます。近代の美術でよく使われる手法で、20世紀初めにはとても好まれて使われていました。

作者の意図を強調するための手法で、表現主義の画家に特に好まれていました。デフォルメの流行は、1893年のムンクの「叫び」だったといわれています。今では、風刺画やまんがなどにもよくみられる手法です。

ビジネスシーンでも、一般的な意味と同じ意味で「デフォルメ」が使われるでしょう。広告などの文章の表現でも、デフォルメが使われることもあります

デフォルメの使い方と例文

一般的な意味での「デフォルメ」は、誇張・ゆがみながなくても、現実の対象とかけ離れている場合に使われる事もあります。

デフォルメの使い方と例文
「アプリで加工した画像は、デフォルメされすぎて誰かわからないほどだ。」
「ものまねでも、デフォルメされたものはかなり笑える。」
「ダリやグレコも好んでデフォルメの手法を使った。」