技術が発達し、高齢化が進み、世の中には優れた医療機器がたくさん出回っており、その数は50万〜60万品目といわれています。それに伴って、医療機器メーカーの競争も年々激化しています。

今回は医療機器メーカーに関して以下のような点について解説いたします。

  • 医療機器メーカーの仕事内容や年収
  • 医療機器メーカーに就職したい場合の対策
  • 医療機器メーカーに就職したい方への情報

大手の医療機器メーカー

米国商務省国際貿易局の発表では、米国内の医療機器製造業界の売上高は430億ドルといわれています。世界の大手医療機器メーカーの上位は米国が独占しています。

2017年時点の発表によると、売上高のランキングは以下の通りです。

1位 Johnson & Johnson
2位 GE Healthcare
3位 Medtronic
4位 Abbott Laboratories
5位 Stryker Corporation

国内の医療機器メーカーはこれらの上位の売上高には及びませんが、有名な企業の中には以下のようなものがあります。

オリンパス
テルモ
ニプロ
シスメックス
日本光電工業
オムロン

医療機器メーカーとは

医療機器メーカーの仕事内容

医療機器メーカーでの社員の仕事は、医療現場で使用する機器を製造し、販売することです。研究職は機器の製造、販売は営業職が行います。

他の会社にもある人事や総務、経理などの事務系の仕事もあります。MRIやペースメーカー、人工透析装置などの大型医療機器もあれば、注射器やガーゼなどの消耗品もあります。

基本的に顧客は病院やクリニック、検診センターなどの医療機関です。病院の数も増え、病院に通う老人の数も増え、性能の良い医療機器が必要となってきます。

各企業ではそれぞれの得意分野を売りにして、医療機器を開発、製造、販売しています。

医療機器メーカーの年収

医療機器メーカーの平均年収は550万〜600万円程度といわれており、比較的高収入の業界です。とはいっても、企業によって売り上げが異なるため、その差も必然と出てきます。

年収が高い理由として、営業職の場合、ノルマを達成し、インセンティブなどで成果報酬を得ることができることが挙げられます。また、医療機器一つ一つの単価が高いため、一つ売れるとまとまった利益が企業に入ってきます。

それを社員に還元するため、大手の売り上げが順調な企業は年収が高い傾向にあります。

営業職に関しては個人によって年収に差が出てきます。営業が得意で、どんどん売り上げをあげることができる人は外資系の企業だともっとチャンスが広がるかもしれません。

日本以上に医療機器の開発が進み、売上高も伸びています。外資系だと日系企業よりもより「実力主義」なので、どんどん給料を増やしていくことも可能です。

医療機器メーカーの営業職は激務?

これから将来ますます発展していく可能性のある医療機器の業界ですが、その営業職の業務は激務できついと耳にします。そのイメージは本当なのか、なぜそのようにいわれるのかを解説いたします。

忙しい時期がある

年間を通して忙しいというよりは、季節によって忙しさが変動します。風邪や体調不良になりやすい寒い時期(10月〜3月ごろ)はとても忙しいのが業界では普通です。

休みもなかなか取れず、様々な場所へ営業に足を運ばなければなりません。しかし、ある意味、この時期はしっかりと実績を残すことができるチャンスなので、営業職としては頑張りどころといえるかもしれません。

会社によってノルマが異なる

会社によってはノルマが厳しいです。特に売り上げ上位を占める大手企業は競合他社が多くいるため、自然とノルマが厳しくなるようです。

離職率は3割程度

医療機器メーカーの営業職は、他の職種に比べて離職率は高いといわれています。3年間での離職率は3割程度で、これは他の業界でも同じくらいです。しかし、企業によっては3割を大きく上回る場合もあり、企業によってまちまちです。

また、同業界での引き抜きが盛んに行われているため、医療機器メーカーの営業職自体は変わりません、今入る会社を退職して、別の会社に移るといった意味での離職もこの3割に含まれています。

医療機器メーカーの志望動機

医療機器メーカーと一口に言っても、営業職、事務職、技術職など様々な職種があります。それぞれ志望動機も異なりますが、どれも自分の体験と結びつけて具体的に話すことでより、オリジナリティが増します。

「実際に最新の医療機器に触れた経験がある」「医療機器によって助けられた」などのエピソードがあると強いでしょう。

ここでは営業職の志望動機をご紹介いたします。

とある営業職の志望動機の例

学生の頃、骨折してしまい、入院することがありました。その際、病院の先生や看護師の方々には大変お世話になりました。しかし、回復を早めたのは今の医療技術があったからではないかと感じました。

5年違うだけでも、かなり多くの医療機器が進歩し、病院に取り入れられています。そういった最新の医療機器を使うことで、より快適に、早く治癒できることを体験から感じました。

そのような医療機器を自らの手で病院に導入してもらい、多くの患者さんの力になりたいと思い、医療機器メーカーの営業職を志望しました。

特に御社が力を入れている●●の種類の機器は、子どもからお年寄りまで幅広く使うことのできる素晴らしい機械です。これらの機器を一つでも多くの病院に取り入れて欲しいと思っております。

医療機器メーカーについてのまとめ

  • 医療機器メーカーとは、医療現場で使用する機器を製造し、販売する企業のこと
  • 大手の医療機器メーカーの上位はほとんどが米国である
  • 日本の大手はオリンパス、テルモ、ニプロなどである
  • 医療機器メーカーの営業職は花形で人気があるが、激務といわれている
  • 医療機器メーカーの志望動機は自分と医療機器をどう結びつけて具体的に話ができるかが重要

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