※本サイトはプロモーションを含んでいます。
「早速」という言葉を仕事上で見かけたことがある人も多いことでしょう。ビジネス相手が迅速な対応をしてくれた時や、予想していたよりも早くに回答をもらえた時など、相手の仕事のスピードにお礼を言いたくなることがあります。そういったお礼を述べる際に、相手の「スピード感」を伝えるには、どのような表現が良いのでしょうか。
早速の意味と使う場面、例文5選
早速の意味は、行動や対応が素早いことを言います。文頭で使う場合には、挨拶の後、すぐに本題に移りたい時など、話題を変える時に使用します。「起こし言葉」といって、ここから本題が始まりますよ、という合図のような言葉でもあります。文頭の「早速」はビジネスメールでよく使うので覚えておくと便利です。
早速を使った例文5選
文頭で使用し本題に話を移したい時
相手の素早い対応に対して使う時
自分が素早く行動する時
早速、早々、迅速、取り急ぎ、早急の違いとは?
相手が素早い対応をしてくれた時にそのスピード感を伝える言葉として使うべき言葉はどれでしょうか。ビジネスシーンでよく見かける早速・早々・迅速・取り急ぎ・早急の4つの違いについて整理しておきましょう。
ビジネスシーンでの「早急」の使い方
「早急」には「急ぎ」「急ぎを要している」などの意味があります。ビジネスシーンで使う場合は書類の提出期限などが迫っているなど、急ぎを要しているときに使用しましょう。
ビジネスシーンでの「早急」の使い方の例文は以下の通りとなります。
「早速」と「早急」の違いとは
「早速」と「早急」は似たような言葉に聞こえますが違う意味になります。
「早速」は物事に応じてすぐに実行することを意味しています。一方、「早急」は「急ぎを要している」という意味があるため、ビジネス上では使い分けに注意しましょう。
「早速」は物事にすぐ取り掛かるとき、「早急」は急ぎの用事であることを相手に伝える使い方をするのが好ましいでしょう。
早速は上司に使える言葉 状況に応じて早急や迅速と使い分けるとなおよい
早速は上司や目上の人に使用しても失礼ではありません。より敬意を表したい場合は、後に続く言葉を変えるとよいでしょう。また、前述した「迅速」や「早急」も敬語として使えるので、状況応じて適切に使い分けましょう。
早速のご提案ありがとうございます。上司に相談の上、明日お返事させていただきます。
迅速かつ丁寧にご対応いただきましたこと、感謝申し上げます。
早急にお返事をいただけたので、非常に助かりました。
自分に早速を使う場合は他の言葉に置き換えよう
前述したように、「早速」は相手だけでなく自分の行動に対しても使うことができますが、誠意をあらわす際には他の言葉に置き換えましょう
「早速ですが」のメールでの言い換え表現
「早速ですが」をメールで使用する際の言い換え表現について解説していきます。
「早速ですが」はビジネスメールで使用するには少し向いていない言葉です。そのため、ビジネスメールで使用する際は言い換え表現を出来るだけ使用するようにしましょう。言い換え表現としては「つきましては」、「ところで」などがあります。
言い換え表現の使用例は以下の通りとなります。
英語で伝える「早速のご対応ありがとうございます」
I appreciate your prompt response.
早速ご対応いただきありがとうございます。
「prompt」は形容詞で「素早い~」や「迅速な~」という意味があります。難しい表現ではないので、ストレートに相手の素早い対応に感謝していることを伝えましょう。
「早速」の意味や類語 英語表現 まとめ
・早速は「素早い」の意味があり、自分にも立場が上の人にも使える便利なフレーズ
・早速、早々、迅速、取り急ぎは似ているが意味が異なるので注意が必要
「早速」はビジネスシーンではメールや文書で良く使う単語です。似た言葉が多いので、注意して正しく使うことがポイントです。