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馬子にも衣装の意味
「馬子」とは、馬に荷物を載せて運ばせる仕事をしている人をさす言葉です。
身分が低く、一日中馬と一緒に外を歩いているため、砂ぼこりにまみれ、獣のニオイもうつり、見栄えがよいとはいえない人たちでした。
しかし、そんな馬子もこざっぱりとさせて、それなりの衣装を着せたら立派に見えたという事から、「どんな人でも、身なりを整えたら立派に見える」という意味で、馬子にも衣装という言葉が生まれました。
馬子にも衣装のビジネスシーンでの使い方
馬子にも衣装はビジネス用語ではありませんが、服装や見た目をほめられたときに、社交辞令として「いや、馬子にも衣装です。」と謙遜しながら切り返せれば一目置かれるでしょう。
しかし、馬子にも衣装は相手の格好をほめる言葉ではなく、「服がよいから、よく見える。」と相手をけなす意味もあるため、人に向けて対して使わないように注意が必要です。
馬子にも衣装の例文
いやいや、結婚式での男ぶりがよかったって、照れますよ……。ぼくなんか、馬子にも衣装なんですから。
今度の婚活パーティーは、気合いをいれてがんばりたいから、いっしょに服を選んでくれないかな。馬子にも衣装、っていうからさ、俺でもなんとかなるかもしれない。