井の中の蛙大海を知らずの意味

井の中の蛙大海を知らずは、中国戦国時代の思想書・荘子の「秋水篇」の以下の言葉を由来とすることわざです。

井戸の窪み(くぼみ)にこだわり、狭い環境にとらわれてありきたりの知識や見識しかもたないから、井戸の中の蛙は海のことを語れない。

大きな海を知らなければ自分の愚かさを知ることも、物事の真理を知ることもできない。

荘子『秋水篇』

上記の事から井の中の蛙大海を知らずとは、自分の知識・見識の狭さにとらわれて、もっと優れた知識・見識がある事に気付かずに得意になる事や、知識・見識が狭い事を意味することわざです。

類語には、「夏虫は以て氷を語るべからず(なつむしはもってこおりをかたるべからず)」「鍵の穴から天を覗く(かぎのあなからてんをのぞく)」などがあります。

井の中の蛙大海を知らずのビジネスシーンでの意味

井の中の蛙大海を知らずはビジネス用語ではありません。

しかし、ビジネスの現場では、驕って謙虚さを忘れて成長が止まらないように、ときおり自分が「井の中の蛙大海を知らず」のような愚かな人物になってはいないか顧みることが大切です。

井の中の蛙大海を知らずの例文

彼はよく自慢話をしているけど、話を聞いていると井の中の蛙大海を知らずという印象を受けてしまう。
彼は県大会では優勝して自分が最強だと自慢していたけど、井の中の蛙大海を知らずだったようで、全国大会1回戦で惨敗した。