百害あって一利なしとは

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百害あって一利なし(ひゃくがいあっていちりなし)の意味とは

百害とは害が百あるということで、とても悪い状態を意味しています。一利とは一つの得のことです。

したがって百害あって一利なしとは「害が百もあるのにいいことは一つもない」「悪影響しかない」という意味になります。

同じ意味の言葉には「いいとこなし」などをはじめたとしたとても悪い状態をさす言葉があがります。

百害あって一利なしのビジネスシーンでの意味

百害あって一利なしという言葉は、特別ビジネス用語なわけではありません。ただしビジネスにおいて百害あって一利なしと思えるような状態や状況は、案外あるものです。ですので百害あって一利なしという言葉が使われることはあります。

ビジネスにおいては不運が重なって苦境に立たされる、やったことがことごとく裏目に出てまったく上手くいかない、手詰まり状態になってしまって打つ手がないなど、厳しい状況になってしまうことがあります。そんな時は百害あって一利なしという言葉を使い、状況を悲観することがあります。悪影響しかないということは、ビジネスで往々としてあるのです。

百害あって一利なしの例文

思い切って引き受けた案件だったが全然上手くいかず、時間ばかり使ってしまい百害あって一利なしだ。
中途採用で転職してきた彼は仕事に対する前向きさがまったくなく、厳しいようだが百害あって一利なしだ。
意を決して設備投資をしたものの利益にまったくつながらず、百害あって一利なしの状況に陥ってしまった。