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就職でも転職でも基本的なITを使いこなす知識と技術は、文系・理系に関係なく問われる時代になりました。
しかし、自分のIT力を客観的に判断するのは難しいでしょう。そんなときにおすすめの試験があります。
ここでは、ITパスポート試験について、試験の内容や合格率と難易度、学習の仕方などを解説します。この記事を通してITパスポート試験を合格するための準備ができるようになります。
ITパスポート試験の基本情報
Iパスと呼ばれることもある「ITパスポート試験」は、経済産業省管轄の国家試験です。国家試験であるため、難しいと思われることも多い試験ですが、社会人でも学生でも受けやすい試験のひとつです。ITパスポート試験は、初級シスアド試験のかわりに2009年春期試験から開始されました。
ITパスポート試験は毎月1回実施され、実施日は3ヶ月前に独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センターのホームページで公開されます。
決まった募集数があるため、早めの応募がよいでしょう。試験の申し込みは、ホームページからできます。
ITパスポート試験の内容
ITパスポート試験は、パソコン操作ができ、必要な表計算ソフトを使えるなどの基本の操作の内容に留まりません。ITにはつきもののウイルスの危険性を理解しているか、セキュリティの重要性などについても理解を要求されます。
また、経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般に関する知識やプロジェクトマネジメントなどの知識も求められます。
ITパスポート試験に合格すれば、IT関連の特別な仕事ができるという類の試験ではなく、あくまでも基本的な知識の確認になるでしょう。
しかし、国家試験合格であるため、履歴書にあればIT以外の業界で評価されることがあります。
CBTと呼ばれるコンピューターでのITパスポート試験の試験時間は120分です。小問が四肢択一式で100問主題され、総合評価点が1,000点で600点以上が合格ラインになるでしょう。
出題分野は、ストラテジ系(経営全般)が35問程度、マネジメント系(IT管理)が20問程度、テクノロジ系(IT技術)は45問程度であり、それぞれ300点以上の配点になります。
ITパスポートの難易度は下がっている
合格率は、試験を実施している独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センターのホームページで公開されています。
2017年は50%ほどの合格率で、年々合格率は上昇しており、難易度としては、以前の初級シスアド試験よりも簡単といわれています。
合格点は1000点のうち600点以上であるため、60%ほどで合格になるでしょう。
ITパスポート試験は独学未経験でも受かる事が可能
ITパスポート試験は、ITにうとい人でも独学でも合格できる試験とされています。
ただし、専門用語が多いため、覚えるのが大変でしょう。参考書を読むなどのインプットと、問題演習のアウトプットのバランスよく学習することを心がけましょう。
仕上げには、過去問を反復しながら計算問題を抑えることで、独学で合格を手にできます。
ITパスポート試験の過去問を無料で公開するサイトもある
ITパスポート過去問道場|ITパスポート試験ドットコム
わざわざ本を買いたくない人には、無料で過去問を公開しているサイトもおすすめです。ただし、詳しい解説はありません。独学の最終段階にはよいでしょう。
ITパスポート試験のアプリ「全問解説付 ITパスポート 一問一答問題集」
通勤時間などのすきま時間を有効に使うのに、無料または有料のスマホアプリをうまく活用しましょう。ITパスポート試験は、IT素人でも20~30時間の勉強で合格可能といわれています。
ITパスポート試験を独学合格する自信がない人は?
独学での試験合格が心配なら、手軽な通信教育を使うのもよいでしょう。ユーキャンやフォーサイトなどで講座があります。
また、専門学校などでは、会社や学校が終ってからもいける時間に通学クラスも開催しています。近くの学校を調べてみましょう。
ITパスポート試験についてのまとめ
- ITパスポート試験とは、Iパスとも呼ばれる経済産業省管轄の国家試験です。初級シスアド試験のかわりに、2009年春期試験から開始されました。
- ITパスポート試験は毎月1回実施され、実施日は3ヶ月前に独立行政法人情報処理推進機構 情報処理技術者試験センターのホームページで公開されます。
- 試験の内容は、基本の操作の内容、ウイルスの危険性、セキュリティの重要性から、経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般に関する知識やプロジェクトマネジメントなどの知識も求められます。しかしながら、ITパスポート試験に合格すれば、IT関連の特別な仕事ができるという類の試験ではありません。
- 試験時間は120分、四肢択一式で100問主題されます。総合評価点が1,000点で、出題分野は、ストラテジ系(経営全般)が35問程度、マネジメント系(IT管理)が20問程度、テクノロジ系(IT技術)は45問程度となっています。
- 2017年は、50%ほどの合格率です。難易度としては、以前の初級シスアド試験よりも簡単といわれています。
- ITにうとい人でも独学でも合格できる試験とされています。ただし、専門用語が多いため、それらを覚えるのが大変でしょう。
- おすすめの参考書には、【平成30年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生のITパスポート教室】や【平成30年【上半期】 ITパスポートパーフェクトラーニング過去問題集】などがあります。過去問の無料サイト【ITパスポート過去問道場|ITパスポート試験.com】も活用しましょう。
- スマホアプリの【全問解説付 ITパスポート 一問一答問題集】は、通勤時間などのすきま時間を有効に使う有効です。
- 独学での試験合格が心配なら、通信教育や通学クラスを活用するのもよいでしょう。