サバサバな性格の人ってどんな人?特徴とポイント 付き合い方の解説

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この記事では、サバサバという言葉の意味や、語源やサバサバした性格という表現について解説します。

サバサバの意味とはなにか

サバサバという言葉は詳しく意味を知られていないことも多いですが、大きく分けて3つの意味を持っています。

1つ目は「面倒なことや嫌なことと縁が切れてさっぱりした気分であるさま。」という意味です。これは面倒なことなどを嫌うサバサバした性格に関わっているという意味です。

2つ目は「性質などがさっぱりしているさま、ものにこだわらぬさま。」です。物事にこだわらないというサバサバした性格に関連する意味になります。

3つ目は「衣服などの水気が乾いて、気持ちがよいさま。」です。

サバサバの語源 サバサバという言葉にはきちんと語源もあります。捌くという言葉には、複雑なものを処理する、絡まったものをほどくなどといった意味があります。

複雑な人間関係を好まなかったり、何かに対してこだわらないような様子のことを「サバサバ」と呼びます。

サバサバの英語表現

サバサバという言葉は、日本独自の言葉であるために、直接英語で表現することはできません。英語でサバサバという言葉を使う際には、似たような意味の単語で代用するか、サバサバしたという言葉がどのような意味かを説明する必要があります。

サバサバという言葉の代わりに使われる単語としては、「not two face(裏表がない)」「frank(正直、ハッキリとものを言う)」「straightforward(真っ直ぐな)」といったものがあります。

サバサバの類語表現

サバサバという言葉の類語には、「さっぱり」「淡泊」「あっさり」「淡々」などといったものがあります。

どの言葉もあまりこだわりのない様子や複雑ではない様子を表しており、「さっぱり」という言葉は、不快感やわだかまりが消えて気持ちの良いさま、いやみがなくしつこくないさまなどといった意味があります。

「さっぱり」という言葉にはそれ以外にも否定的な言葉と合わさることによって、「全然」「まったく」などという否定的な意味を表す場合があります。

サバサバという言葉には上記のような意味はないため、完全に同じであるとは言えず、「さっぱり」には否定的な意味として使われることもあります。

淡泊とサバサバの違い

「淡泊」という言葉には、ものの感じがあっさりしていること、物事にこだわらず、さっぱりしていることといった意味があります。

実際に性格を表す際にも淡泊な性格と言ったりもするため、サバサバという言葉を置き換える場合には「淡泊」という言葉が的確でしょう。

あっさりとサバサバの違い

「あっさり」という言葉には、人の性質や物事の状態などがしつこくないさまや、時間や手間をかけずに物事が行われるさまという意味があります。

「あっさりした人」などと人の性格を表す言葉としても使われているのを耳にしたことがある人も多いでしょう。これに関してもサバサバとかなり近い意味を持っていて、置き換えることもできます。

淡々とサバサバの違い

「淡々」という言葉には、ものの味わいや感じがあっさりとして好ましいさま、人柄がさっぱりしているさま、静かに水をたたえるさま、といった意味があります。

人柄について表す意味はサバサバと似ていますが、淡々とした人とはあまり言いません。「淡々と語る」などの使い方の方が耳にするでしょう。そのため、性格を表現する時にはこの言葉よりも他の言葉で置き換えることが多いです。

サバサバした人の特徴1: 裏表がない

サバサバした性格の人には、裏表がないという特徴があります。

サバサバした人は隠し事などができず、自分が思ったことはその場でハッキリと口に出してしまいがちです。相手に対して何かを思った場合には、裏で陰口のように話したりせずに、本人の目の前で直接ハッキリと伝えることをよしとすることが多いでしょう。

時には厳しい一面が出てきてしまうということもあります。場合によってはキツイ人と感じてしまうことがあるかもしれません。

しかし、他の人がなかなか言い出せないようなことも伝えてくれるという面もあります。相手にとって良い事でも悪い事でもはっきりと伝えてくれる事も多いです。

サバサバしている性格の人は良くも悪くもハッキリとものを言い、周囲はなぜはっきりとモノを言わないのかと感じてしまうのも特徴です。自分の気持ちをなかなか口に出せない人とは合わないという可能性もあります。

サバサバした人の特徴2: 細かいことを気にしない

サバサバした性格の人は、サバサバという言葉の意味の通りにさっぱりしており、物事に対してこだわりを見せずに、細かいことを気にしないという人が多いです。

そのため、些細なことで悩んだりせずに、前向きなように見えます。

自分のことだけでなく周囲に対しても同じで、誰かが小さなミスをしても追及したりせずに、修正できればいいや、といった形で先に進めてしまうこともあります。

周囲の人は、サバサバした性格の人が困ったり悩んだりしていることを目にする事は少ないでしょう。

サバサバした人の特徴3: 雑

サバサバした性格の人は、細かいことを気にしません。細かいことが気になるような人とは、お互いに意見が合わずに衝突してしまうこともあります。

性格上細かいことを気にしないため、細かい作業をしたりするような仕事には向いていない場合があります。ちょっとしたことであればよいと見逃してしまうため、仕事が雑になってしまうこともあるでしょう。

多少雑でもスピードがいるような仕事に関しては、サバサバした特徴がプラスとして働く場合もあります。

サバサバした人の特徴4: 周囲に流されない

サバサバした人は、自分の中に芯があり、周囲に流されることがありません。「多くの人がこのように考えているから、自分も同じでよい。」ということが許せないことが多いです。

自分でこれと決めたことに関しては周囲の意見に耳を貸さずに、とにかく自分の意見に思考が向いてしまい、偏ってしまうこともあるでしょう。

周囲の人々には頑固であると感じられるかもしれません。特に意見が対立して自分の意見が否定された時などは激しい一面を見せてしまうこともあります。

意見などが対立した場合には、否定するのではなく、それも認めながら話を進めるのが大切です。

サバサバした人の特徴5: 決断力がある

サバサバした性格の人は、迷ったりせずにしっかりと決断することができます。なにか岐路に立ったりした際には、迷わずに力を発揮することができます。

集団の中では何かを決定するようなポジションにいると、力を発揮することにつながるでしょう。

しかし、あまりにも決断力が強いため、決断できずに迷ってしまう人の気持ちを理解できない場合があります。裏表のない性格も相まって、そういった人に対して厳しい言葉をかけるなど、厳しく当たってしまうこともあるでしょう。

サバサバした人と付き合う方法

サバサバした人と付き合う際には、厳しい一面を持っていることを知っておくことが大切です。

自分の意見を曲げられなかったり、自分と違って物事がハッキリと言えなかったり、迷いがちな様子には、キツく当たってしまうこともあります。

裏表がなく、自分が思ったことをそのまま言葉にしてしまうためです。よい事でもありますが、悪い事として認識されてしまうこともあります。そして悪い場合の方が周囲の印象に残ってしまい、キツい人、冷たい人と思われてしまうことがあります。

サバサバした性格の人は、物事をはっきりと伝えるために、対等な立場での付き合いや会話を求める傾向もあります。

男女や立場などをあまり強調せずに対等に付き合えるような環境を作るのが仲良くなるためのコツです。特に上から押さえつけるような対応をしてしまうと、それに対しては向かってしまうということもあり得るため注意が必要です。