四角四面とは

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四角四面(しかくしめん)の意味

四角四面の意味は、きれいに整った真四角をさす言葉です。

四角四面は単に物体的な形状を表現した言葉だけではなく、人の性格を表現するときにも用いられます。ビジネスシーンで使われる場合は、後者の意味が適当でしょう。

四角四面とは整った状態をさす言葉ですが、度が過ぎて堅苦しい、真面目過ぎるという意味が強い言葉です。

四角四面の同義語には、杓子定規などが該当します。

四角四面のビジネスシーンでの使い方

ビジネスシーンで四角四面が使われるのは、上司が部下の仕事の取り組み方に対して指摘するときです。

具体的にあげるなら「マニュアル通りのことしかしない」「言われたこと以外はやらない」「基本から応用する考えができていない」ときなどです。

上司の望むパフォーマンスを部下ができていない、どう指導していけばそれが改善されるのか上司としても悩んでいる、そんなとき上司の口から思わずこぼれてしまう言葉の中に四角四面が含まれやすいです。

まじめや実直は本来悪い意味ではありませんが、度が過ぎるのも考えものだという指摘をするときに四角四面が使われます。

四角四面の使い方と例文

「四角四面な顧客対応ばかりでは、クレーム処理が上手くできないよ」
と、カスタマーセンターの室長は部下を叱った。
「四角四面ではなく、もっと柔軟な発想で企画を立ててくれないか」
と、主任はチーム内の社員に再検討を指示した。
新入社員の考え方が四角四面なので、先輩社員はとても頭を悩ませている。