既成事実(きせいじじつ)の意味とは

既成事実とは「すでに起こってしまっていて、承認すべき事柄」をさす言葉です。

同義語としては、現状追認、事後承諾などがあります。

既成事実のビジネスシーンでの使い方

既成事実という言葉はビジネス用語ではありません。

しかし、ビジネスにおいては、よくも悪くも既成事実を作ってしまったら、あとは承認するしかないというタイミングなどで使われます。

特に仕事の速い人であれば、たとえ前例のないことであってもチャンスが巡ってきたらまず行動することが大切です。ビジネスの相手と交渉するシーンでも、上司の承認をいちいち取っていたのではまとまる話もまとまらないことがあるでしょう。

既成事実を作るためには覚悟と自信が必要です。悪意があることや、損害になることであれば決して認めらません。

しかし利益になることであれば会社側も喜んで既成事実を受け入れてくれることでしょう。ビジネスでの既成事実とは、才覚と先を見通す力によって成り立ちます。

既成事実の使い方と例文

あとは、時間とともに既成事実が固まるのを待つだけとなった感がある。
出典:近藤紘『戦火と混迷の日々』
こうしてホンダの四輪車進出は徐々に既成事実化していった。
出典:佐藤正明『ホンダ神話 教祖のなき後で(上)』
株価が先行し、合併が既成事実化すれば自販社員の動揺が増すだけである。
出典:佐藤正明『トヨタ・GM 巨人たちの握手』
工事を先に進めて既成事実を作ろうとした。