放蕩三昧(ほうとうざんまい)の意味とは

放蕩三昧とは、勝手気ままに生活し飲む打つ買うにのめり込んでいるような状況をさします。

気ままに暮らすだけでは悪いことではありませんが、その気ままさが度を超しているという状況を意味するため、よい意味では使用されません。

放蕩三昧は「放蕩」と「三昧」に分けることができます。

「三昧」は元々は仏教の言葉で、よこしまな心を捨て去り精神を集中させることを言い表した言葉です。

現在日本ではカラオケ三昧とかゲーム三昧のように、他のことをせずにそのことだけにどっぷり浸っている状態を○○三昧ということが多いです。三昧だけでは別段悪い意味を持っていないことがわかります。

「三昧」の前に「放蕩」という「好き勝手にしまくる」という意味の言葉がつき、「好き勝手にしまくるということにどっぷり浸っている状態」という、悪い言葉になっています。

放蕩三昧のビジネスシーンでの意味

放蕩三昧はもちろんビジネス用語ではありませんし、ビジネスの場面であまり使用されない言葉です。

会話の中で「先日旅行に行ってね。放蕩三昧してきたよ」などと使用する場合はあるかもしれません。

放蕩三昧の使い方と例文

自身では、彼の放蕩三昧に対する細君の嫉妬しっとを封ずる手段だと称していたがね。
出典:江戸川乱歩『一人二役』
自分の放蕩三昧の巻??自慢にもなるまいが、まあ一種の懺悔ざんげかね
出典:中里介山『大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻』