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最近アニメやテレビドラマなどで馴染みの執事という職業があります。執事はどんな仕事をしているのか、執事になるのはどうしたらいいのか、執事の収入はどのくらいかということが疑問点としてあげられます。
この記事では、普段知らない執事の仕事内容、執事のなり方、執事の年収、主な職場などついて解説します。かっこいい執事になりたいと思って憧れる人もいるのでないでしょうか、執事の現状と実態についても明らかにしていきます。
執事とは
執事とは、貴族や上流階級のお屋敷に仕える上級使用人のことです。
複数の使用人の筆頭として、お屋敷の家政全般を取り仕切ります。執事の発祥は英国であり、英語で「buttler(バトラー)」といいます。
その語源は「buttery」で「酒類貯蔵室、食料貯蔵室」の意味であり、執事の業務として酒類貯蔵室の管理などもあります。
執事の仕事内容
では実際、執事はどのような仕事をしているのでしょうか。執事の主な仕事についてご紹介します。
給仕や来客対応
ご主人やお客さまへのお食事のお世話をします。お客さまがいらした時のご案内などの接客の仕事もあります。パーティーや食事会などでお客さまのエスコートをします。
出入業者への対応や使用人の手配
執事(バトラー)は、上級の使用人をとなりますので、部下の使用人の管理や他の使用人の手配を行うことがあります。
また、屋敷に出入りする出入業者への対応も執事の仕事になります。
車での送迎
ご主人や家族の方がお出かけする時にお車での送迎も執事の仕事です。
お仕事や、お買い物、会合、スクール等、様々な理由でお出かけすると思いますので、このような時のドライバーとして仕事もあります。
ワインなどの酒類在庫管理
もともとの語源からも分かるように、執事はワインなどの酒類貯蔵庫の管理を行います。
ワインやブランデーなどの手配や維持管理、在庫の確認などをしているのです。
スケジュール管理、旅行の手配
ご主人のスケジュール管理も執事の仕事です。場合によっては家族の方のスケジュールを管理することもあります。
また、旅行などのお出かけの際の切符や宿泊先の予約や手配などを行います。
秘書業務
その他、家庭内の事務業務や秘書業務を担うこともあります。
また、執事がいるような大豪邸では、美術品などの高価な調度品がありますので、それらの維持管理などを行います。
執事になるには
執事になるための手っ取り早い方法は、学校に通うことです。海外には執事になるための学校があります。英国、オランダ、米国、オーストラリア、カナダなど海外には、執事(バトラー)を養成する学校があります。授業はすべて英語ですが、このような学校に通って執事になった日本人もいるのです。
執事養成学校
この中で主要な執事養成学校を紹介します。オランダに「The International Butler Academy」という執事養成学校があります。校舎は本物の古城を使っており、本格的なカリキュラムが用意されています。
およそ10週間のトレーニングプログラムで授業料14,500ユーロ(1ユーロ130円換算で188.5万円)となりますので、決して安くはありませんが、宿泊施設から伝統的なスリーピースの執事の制服、白い手袋やカフスボタンなど、執事に必要なものが全てセットになっています。
また食事も全てついていて、プロの執事から本格的な教育が受けられるのです。
オランダの執事養成学校「The International Butler Academy」
日本バトラー&コンシェルジュ株式会社
こちらは主に執事のサービスをメインに提供していますが「日本バトラー&コンシェルジュ株式会社」という会社があります。
この会社では2017年2月に、日本初のプロフェッショナル執事養成機関 『プロフェッショナルバトラーアカデミー』を2017年5月から開講すると発表しました。
3か月のコースや5日間程度の短期コースがありますので、時期によって受講できるコースが変わってきます。5日間のコースで90万円(税別)、3か月計10回で97.2万円(税別)など決して安くはありませんが気になる方は、チェックしてみるといいかもしれません。
詳しくは以下のURLを参照して受講できるコースをご確認ください。
執事の年収
執事の年収は、その人の執事としての経験や能力によって変わってきます。公式な情報はないためあくまで目安になりますが、日本バトラー&コンシェルジュでの執事(バトラー)サービス料金の目安金額となります。
・平日1ヵ月の9時から17時勤務でバトラーアソシエイト職を派遣した場合、68万円(税別)
・1年間(365日)毎日24時間勤務(常勤1名、3交代制)でエグゼクティブバトラー職を派遣した場合、750万円(税別)
このように掲載されています。この金額がそのまま執事の給与になる訳ではありませんが、ある程度の目安になるしょう。一般的な使用人と比較すると高額になります。
その他の職種・自分の平均年収が気になる方はこちらが参考になります。
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勤務体系と休日
執事勤務は契約したサービスの条件によりますので、大まかに日中だけの場合と住み込みの場合があります。住み込みの場合では、24時間常にお客さまをサポートする場合もありますが、休日を貰える場合もあります。
執事の仕事は、すべて相手のお客さまの都合に合わせる必要があるのです。また執事の仕事では、あまり残業という概念がありません。お客さまの要望に応じて早朝や夜間に仕事をする場合もあるのです。
主な仕事先
世界的を舞台に考えると執事の就職先は、大富豪の個人邸宅、王室、大使館、ラグジュアリーホテル、リゾート、豪華客船、企業などがあります。
日本では執事を雇う習慣があまり根付いていないので、執事を雇う大富豪などはそんなに多くはないでしょう。しかし、執事として活躍している日本人は存在するのです。
執事のまとめ
ここまで執事という職業について説明してきました。
・執事は、貴族や上流階級の屋敷にいる上級使用人
・執事の仕事内容には、給仕、来客対応、出入業者への対応、使用人の手配、送迎、
ワインの在庫管理、スケジュール管理、秘書業務など様々
・執事養成学校として、海外の学校や日本バトラー&コンシェルジュがある
・執事勤務は、日中だけの場合や住み込みの場合などさまざま
日本にあまり馴染みのない職業ですので、いろいろ大変なこともあるようですが、素敵な職業執事になりたい人が増えてくるのかもしれません。
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