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就職活動を始めると、履歴書の資格欄で手が止まることがあります。また、キャリアアップや独立のために、資格が欲しいと思う人が多いのが40歳です。40歳から何かに挑戦したくなっても、どんな資格を目指せばよいのか悩むこともあるでしょう。
ここでは、一般的に人気の資格や40歳からのおすすめの資格勉強法や40代に人気の資格を解説していきます。
年代を問わず2017年に人気の資格
まずは、大手資格教育会社のランキング上位を紹介します。ここでは2社のランキングを比べます。それぞれの受講者による特徴の違いも、参考にしてください。
比較的始めやすい資格も多く揃い、手軽な通信教育の会社「ユーキャン」は、幅広い年代の女性からの支持が厚いです。
「ユーキャン」の人気資格ランキングTOP5は、40歳からの女性の資格取得の参考になります。
「ユーキャン」の人気資格ランキングTOP5
2位:調剤薬局事務
3位:実用ボールペン字
4位:ファイナンシャルプランナー(FP)
5位:登録販売者
このランキングの資格は、40代よりも若い人のキャリアップに繋がる資格が多いです。40歳の女性には、「ファイナンシャルプランナー」が上位に入っている事は注目すべき点です。
もうひとつは、独立や本格的なキャリアアップのための資格が充実し、WEBスクーリングもある「TAC」のTOP5を紹介します。
「TAC」の人気資格ランキングTOP5
2位:社会保険労務士
3位:中小企業診断士
4位:税理士
5位:宅地建物取引士
TACのランキングの資格は、独立に直結するものが多い「サムライ業」(士業)が上位なのが特徴で、男性にも参考になるランキングです。
40代からの資格取得のための勉強法
士業などの資格に限らず、どんな資格取得でも、40代から勉強を始めるのは遅いと思う人もいるでしょう。しかし、勉強の方法さえ考えれば大丈夫です。
たとえば、社会保険労務士の合格者のうち、3割ほどを40代が占めています。また、中小企業診断士でも20代、30代の2割強に続き、40代の合格者が2割弱を占めます。
40代の資格取得のための勉強で一番の心配は、「記憶力の低下」でしょう。
40代ともなると、若いころのような丸暗記の勉強方法はできません。
しかし、丸暗記をできなくなったのは、脳の老化よりも「社会経験」がそうさせています。40代の脳は経験から、ものごとには理由があるのを知っているためです。
40代の勉強方法は、「理由付け」と「反復」がキーになります。理由付けしたものごとは、比較的長くなってしまうので、それを何度も繰り返し、反復することで定着させるのがおすすめです。
また、反復学習は時間がかかります。仕事をしながら資格取得を目指す40代にとって、通勤の電車の中や、昼休みのご飯の後の時間など、隙間時間を有効に使う事も大切です。
40代でする勉強はモチベーションの維持が大切
実は、40代での資格取得で難しいのは、勉強ではなく、「モチベーションの低下」が著しいことが理由にあげられます。反復学習は、時間がかかってしまい、同じことの繰り返しで集中力も気力も切れてしまうことがあります。
そんなときには、どうして資格を取るのかをもう一度自分の中で見つめ直して、モチベーション維持の理由付けをしましょう。
インプットばかりでは、勉強に飽きてしまうこともあるので、模擬試験や過去問題をまとめて解いたり、自分で小テストを作って解いてみたり、アウトプットをしてみる事も効果的です。
また、たまには頑張っているご褒美に休息をとるのも、気分転換になり、モチベーションの低下に効果的です。
40代に人気の資格
資格取得には、せっかく経験が豊富な40代であれば、経験にマッチした資格取得を目指すのが一番早い方法です。
もしくは、40~50代が活躍している業界を調べ、その業界の資格取得を目指すのもよいでしょう。それならば、未経験からの転職も可能性が出てきます。
ここでは、それぞれの業界で40代に人気の資格を紹介します。経験とマッチしたものを探してみてください。
40代に人気の資格:経営系
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社会保険労務士(社労士)
医療保険や年金についても相談を受けられる社労士は国家資格で、専門分野が労務管理になり、社内でのキャリアアップにも有効な資格です。もちろん、独立もできます。いつの時代も会社の財産である「ヒト」に関する問題を扱うため、需要がある資格です。
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ファイナンシャルプランナー(FP)
ライフプランニング、リスク管理、資産運用、税金管理、不動産、相続など身の回りのお金に関する知識を活かせる資格で、主婦の経験も活かせます。
この資格自体での独立は難しいですが、他の資格と組み合わせ独立を目指すことができます。弁護士事務所でも需要のある資格です。40代女性に、特におすすめの資格です。
40代に人気の資格:不動産系
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宅地建物取引士(宅建士)
事務所5人の従業員に1人以上の宅地建物取引士を設置が義務化されているので、転職も狙いやすい資格です。宅建士にしかできない独占業務もあるので、ニーズが高いのも魅力です。
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土地家屋調査士
家屋の詳しい状況(部屋の広さや階数、屋根や建物の構造など)を、法務局に登記するのが土地家屋調査士の主な仕事であり、独占業務です。司法書士と同じように、不動産登記の線も貸して活躍でき、独立開業もできます。相続などの問題も多い現代なので、今後もニーズがあるでしょう。
40代に人気の資格:介護福祉系
- ケアマネジャー
一定期間の経験がないと受験できない資格ですが、介護が必要な人とサービスを結びつけ、コーディネートをする仕事で、介護施設などでニーズが高まっています。40代という年齢が、逆にメリットになる可能性が高い資格でもあります。
40代に人気の資格:IT系
- マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
マイクロソフト社公認のパソコンの資格で、在宅でフリーランスの仕事に繋げることもできます。仕事をしながらでも目指しやすい資格です。キャリアアップや転職に有利な、パソコンスキルの客観的な証明のような資格です。
- 基本情報技術者
40代の今までの経験を活かせる資格です。ITの技術的な知識だけでなく、プロジェクト運営などのマネジメント知識、経営戦略などのストラテジ知識も必要な資格です。独立には向かない資格ですが、転職やキャリアアップには、かなりの後押しになる資格です。
40代からの資格習得につてのまとめ
- 40代でも目指すにふさわしい資格は、いろいろあります。しかし、いざ40代で資格取得のための勉強を始めようと思っても、まずは「記憶力の低下」が心配になるのではないでしょうか。
- 40代には40代なりの勉強方法があります。理由付けしたものごとを「反復学習」するのがおすすめで、そのためには隙間時間の有効活用も重要です。
- 実際に40代の資格取得で難しいのは、勉強方法よりも「モチベーションの低下」です。
- 40代に人気の資格には、社労士、宅建士、FP、土地家屋調査士、ケアマネジャー、MOS、基本情報技術者などがあります。