理屈っぽい人の5つの特徴を掴み、上手に付き合う3つの方法

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「理屈っぽい人」といえば、あまり好かれるタイプではないでしょう。

しかし、ビジネスシーンではそういう人とも上手に付き合わなければいけません。もしかすると、その人は理屈っぽいのではなく、ただ真面目なだけかも知れません。ここでは、「理屈っぽい人」の特徴、付き合い方、「理屈っぽい人」に向く職業を解説します。誰とでも、うまく付き合えるビジネスパーソンになりましょう。

「理屈っぽい人」の特徴

「理屈っぽい人」とは「必要以上に理屈を言い立てる傾向が強い」人のことを言います。「理屈」は「すじの通った考え、道理、無理にこじつけた理由や論理、物事がそうなる理由」などのことです。「理屈」自体の意味は、それほど悪い意味ではありません。

では、具体的に「理屈っぽい人」にはどんな特徴があるのでしょうか。

細かいところにこだわる

たとえ自分に向けられたものでないにしても、他人の発言や行動をかなり細かに把握していることが多いでしょう。

その中に自分が間違いだと思うことがあれば、正論を並べて反論してくる傾向があります。理屈は正論なので正しいことは間違いありませんが、細かいところまで指摘するので、「理屈っぽい人」とのレッテルを貼られることがあります。

頑固で融通がきかない

「理屈っぽい人」は、行動もコミュニケーションも自分の中で決まっている考えをベースに進めます。考え方が強固=頑固で、コミュニケーションにおいては冗談が通じない人が多いです。

冗談を真に受けるだけでなく、自分の思いも真っすぐに発言してしまう傾向があります。臨機応変な対応が得意ではない「理屈っぽい人」は、周りの人との距離がひらいてしまうことも多いでしょう。

納得行くまで時間をかけてしまう

自分の中でしっかりとした考え方を持っていて、それに反することや違うことにはなかなか順応できない人が多いでしょう。

しかし、ビジネスにおいては、相手の考えや姿勢が大切になることもあります。「理屈っぽい人」は自分の考えに固執しているため、納得できないことをする時には悩み考えながら進めたり、立ち止まったりしてしまいます。

そうなると、自分の中で納得するまで、じっくり時間をかけてしまう傾向にあります。

プライドが高い

「理屈っぽい人」は、自分が正しい=自尊心が高い傾向にあります。

冗談でも馬鹿にされたり、自分が何かに失敗したりするのは、絶対に許せないと思っていることもあります。他人を見下す傾向も強いことが多く、周りからは付き合いにくい人だと思われているかもしれません。

自分が正しいと疑わない

基本的に、自分が一番正しいと思っています。

そのため、人の話には素直に耳を傾けられない人が多く、自分が間違っている時でも、そのことになかなか気がつけないでしょう。思い込みがかなり強いタイプでもあり、自分が正しい=他の人は間違っていると決めつけてしまうことも多いです。

「理屈っぽい人」との上手な付き合い方

「理屈っぽい人」と上手に付き合うには、自分も「理屈っぽい人」にならないのが大切です。

適度に話を聞き流す

「理屈っぽい人」は、自分の正論に反論されると、さらに理屈っぽくなります。適度に話を聞き流しましょう。

状況が許せば、相手の正論が間違っていると思っても、いちいち反論せず、白黒をはっきりさせないままでもいいこともあります。

ただし、プライドも高いので、無視されるのも嫌なタイプも多いです。あくまでも適度な聞き流しが重要です。

敬意を忘れない

「理屈っぽい人」だからと小ばかにしたり、避けたりしていると、それを敏感に感じ取る人も多いのです。

「理屈っぽい人」にも、いいところはあるはずです。例えば、いつも真剣だったり、正論から逃げないし、知識豊富だったりします。そこに着目して、敬意をもって接すると、相手の欲求も満たされ、意外とスムーズに付き合えます。

一歩引いて、まずは自分を見てみる

実は、「理屈」は必ずしも間違っているものではないのです。「理屈っぽい人」が言っている理屈が正しいのに、自分の受け止め方が間違っていることも考えられます。

自分が相手の言う正論にしっかり向き合えているのか、一度冷静になって、一歩下がって状況を見てみるのも大切です。「理屈っぽい人」に対し、自分が「理屈っぽい人」になって対抗しているかもしれません。

「理屈っぽい人」に向いている職業

「理屈っぽい人」には、ネガティブなイメージしか持っていない人も多いでしょう。

しかし、「理屈っぽい人」をポジティブに言い換えれば、「いつも現実と真剣に向き合っている人」とは言えないでしょうか。だから、理系の人が「理屈っぽい人」と言われやすいのかもしれません。

すでにある物事や説、他人の意見などを、ただ簡単に受け入れたりはしません。「なぜ?」「本当にそうなの?」と考える、向きあえる人が多いのです。

そういう「理屈っぽい人」には、研究職はもちろん、弁護士、政治評論家、新聞記者なども向いています。また、コミュニケーション能力を高めれば、コンサルティングも向いているかもしれません。

単純作業ではなく、頭を使うことが基本の仕事がいいでしょう。これを踏まえて、ビジネスシーンでチームを組む時に、理屈っぽい人に向くタスクを与えれば、根は真面目なので、しっかりと仕事を進めてくれます。

「理屈っぽい人」に対する対処法のおさらい

・「理屈っぽい人」の特徴は、細かいことにこだわる・頑固で融通がきかない・納得するまで時間をかける・プライドが高い・自分が正しいと思っているなどがあります。

・「理屈っぽい人」と上手に付き合うには、適度に話を聞き流しつつも、敬意を持って接するのがいいでしょう。また、自分も「理屈っぽい人」になっていないか、一歩引きさがって確認してみましょう。

・「理屈っぽい人」は、しっかりと現実と向き合っている人とも言えます。研究職、弁護士、政治評論家、新聞記者、コンサルティングなど、フルに頭を使う職業が向いています。