公務員に応募する動機には、安定していることや比較的恵まれた待遇などがあるでしょう。しかし、志望動機に個人的な欲求を書いては、採用に繋がる志望動機にはなりません。
そんな悩ましい公務員の志望動機の中でも、市役所に応募することを前提に、説得力がある志望動機を書くポイントと注意点、例文を紹介します。きらりと光り、他の人とは差が出る志望動機をまとめられます。

志望動機を書くときのポイント

一般的に、市役所の公務員になろうと思った理由を説明してしまいがちですが、なりたい理由=動機を説明するのを意識しましょう。

市役所の志望動機では、下記の3つのポイントを抑えると説得力が出ます。また、体験や生い立ちなどを盛り込み、自分の言葉で語ることも大切です。

なぜその地域なのかを明確にしておく

まずは民間企業の採用試験を受ける時の企業研究と同じように、市役所とその地域について研究しましょう。

そのうえで、市役所の目標や理念、実際に行っている政策などを具体的に挙げて、自分の考えと繋げます。これで、なぜその地域なのかを明確にしやすくなります。
地元であれば地元愛、そうでなければ第二の故郷と思えるようなエピソードなどを盛り込むのもいいでしょう。
地元であれば、地域の良さを挙げて、それをさらに伸ばしたいという想いを綴るのも、なぜその地域なのかの理由につながります。

市民を思っていることを伝える

民間企業とは違い、市役所で働く公務員には社会貢献の任務があります。「公僕」公に奉仕する人という言葉があるように、市民に公共サービスを提供するのが民間企業と大きく違います。

対象になる市民のことを思う気持ちを動機に盛り込みましょう。

いい時でも悪い時でも、市民の人生の節目に関わる手続きなどのお手伝いをする機会が多いかも知れません。コミュニケーションスキルも大切です、また、一般市民が思う要望に、自分ならどう答えてよりよい街づくりができるかなどを伝えるのもいいでしょう。

どのようにして貢献できるの考える

転職者であれば、民間企業で学んだコストに関する知識やスキルで貢献できるのではないでしょうか?

また、新卒者は、学校で学んだことに結びつけて、貢献できることを地域の理念や政策から具体的に書けるといいでしょう。

ただし、市役所の公務員は、部署の配属が定期的に変わる可能性が高いのを念頭において置きましょう。

志望動機を書くときの注意すべき点

3つのポイントを抑えて、さらに以下の3つの注意点も意識すると、採用担当者の目に留まる志望動機になります。

ひとつのことを多く語らない

ポイントの貢献の部分でも述べましたが、ひとつの業務や政策に対しての情熱のみを語ってしまうのは、危険な行為です。
市役所では、定期的な配置換えが一般的です。ひとつに対する有り余る情熱だと、配置換えの時に悩む可能性や配置換え後の仕事への姿勢に疑問を持ってしまいます。そうなると、せっかくの仕事への情熱の評価が逆に下がってしまう可能性があります。専門的なスキルや知識があるなら、即戦力となることを中心にアピールし、個人の特定の仕事や事業に対する情熱には深く言及しないほうが無難です。

将来のビジョンを盛り込む

正直な気持ちでは、安定した職場だからという動機が最初に思いつくかも知れません。しかし、社会貢献が仕事の公務員では、動機としては相応しくないのは明快です。

私欲ではなく、将来のビジョンから、市役所の職員としてどんなことを成し遂げたいかを語ると、採用担当者が地域へのその人の貢献度や働き方をイメージしやすく、採用につながりやすくなります。

自分の能力もアピールする

市役所だけでなく民間企業でも、採用担当者が採用したいと思うのは、即戦力になる人や仕事に対して前向きな姿勢で取り組める人です。

単に働きたいとするのではなく、具体的にどの能力や知識、スキルを活かしてすぐに貢献できるかを語れば、即戦力だけでなく、能力のアピールにもなります。
市民と直接接する機会も少なくないので、コミュニケーション能力、対応力、柔軟性なども求められる素質になります。

市役所 志望動機例文集

新卒者 地元へのUターンの例文

大学は東京に進みましたが、他の地域と比較することで○○市の住み心地の良さや公園・レクリエーション施設の充実に気付きました。大学では教育学を専攻し、教育の観点からも安全・安心な地域の構築ができることを学びました。今でもゼミの勉強会で情報収集して知識を新たにしています。

大学ではボランティア活動をするサークルに在籍し、定期的に地域のスポーツ施設や団体で活動を続けています。高齢者支援や子供の指導などの知識と経験もあるので、貢献できるのではないかと考えています。

地域の魅力にもつながる行政サービスは、住民・地域のさまざまな意見に耳を傾け、連携していくのが必要不可欠だと思います。地道で細かな仕事が多いと思いますが、○○市の地域の行政サービスのレベルアップに尽力していきたいと考えています。

転職者 未経験の例文

現在、民間企業で環境プロジェクト推進に携わっており、それに関して調べる機会が増えました。その過程で、○○市が環境にやさしい街づくりを推進しているのを知り、その魅力的な街づくりに共感しました。私の経験やスキルは環境コミュニティの推進事業に貢献できるのではないかと考えています。

地域経済・地域コミュニティの活性化を実現するには「仕組みづくり」が重要なポイントになります。民間で学んだ知識で、地域にまた住民に貢献できる仕事に魅力に感じ志望しました。少しでも即戦力として貢献できるよう、最新の地域環境事業のセミナーや研究会などを通じて必要な知識を横断的に勉強しています。行政の立場から経験を積み、地域を元気にすることは、新たな経験として私自身の人生も豊かにできると信じています。

転職者 Uターンの例文

私は、高校から短大時代に、クラブ活動の一環として様々なボランティア活動に参加したことから、社会貢献のために奉仕活動することの喜びを知ることができました。しかし、短大卒業後は幼稚園教諭の資格を活かし、民間企業に就職しました。

Uターンするにあたり、地域の情報をしらべていたところ、○○市は「安心して子育てができるまちの実現」を目標にしていることを知り、社会貢献もできる地域の子育て支援事業に関わりたいと考え志望しました。

民間企業で身につけた経験やコミュニケーションスキルは、地域の方の子育て支援サービスでも活かせるものだと信じております。子どもが豊かに育つことは、地域活性化にもつながります。中には行政の支援サービスを利用するのに躊躇する方もいらっしゃるかと思いますが、まずは少しでも身近なサービスに感じてもらえるようにすることを目標に、みなさんに寄り添った親身な姿勢で貢献したいと思います。

まとめ 市役所の志望動機について

安定していて、比較的恵まれた待遇の市役所の採用には、多くの受験者がいます。その中で、採用につながる志望動機を書くポイントは、なぜその地域を志望するか、市民に貢献したい、どうやって貢献できるかを抑えるのが大切です。
書く時の注意点としては、ひとつの事業や部署にのみ深く語らないこと、将来の自分の貢献のビジョンを盛り込むこと、能力をアピールして即戦力であることを挙げるようにしましょう。
新卒者の地元へのUターンの場合、転職者、Uターンをきっかけにした転職者の志望動機例文もまとめました。
民間企業の受験の時と同じように、たとえUターンだとしても、地域や市役所の研究を十分にすることが大切です。例文をもとに、自分の考えを自分の言葉でまとめて、採用を勝ち取りましょう。

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