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ビジネスシーンでも、「協調性のない人」と言われる人がいます。この記事では協調性がない人の特徴や、良い面をあげ、 「協調性がない人」の見方を変えると、気楽に付き合えるようになります。
協調性とはそもそもなにか
一般的に“他の人と物事をうまくやってゆける傾向や性質”と定義されています。
会社だけではなく学校やご近所付き合いなど社会全般では、複数人が協力して何かを作り上げたり、成し遂げたりしないければいけない場面が多くあります。そんな時には、周りと協力し、時には妥協したりしながら進めていかなければいけません。一般的に「協調性のない人」と言われる人は、そんな時でも、周りと協力できない人のことを言います。
協調性がない人の5つの特徴
まず、あなたが「協調性がない人」と思っている人は、本当にそうなのでしょうか? 5つの協調性がない人の特徴を挙げます。
協調性がない人は空気が読めない
複数人で何かを進めている時に、他の人がどうしたいかを肌で感じて、ある程度それに合わせるのも協調性のひとつです。
相手が進んで意見を言えない場合にも、それを感じ取ってあげる配慮も必要です。こんな時にはこうした方がいいと大多数の人が思っているなら、誰かがあえて口に出さなくても雰囲気で気がつけるのも、大人として、またリーダーとして必要な協調性です。
協調性がない人は頑固で意見を曲げることが出来ない
周りの意見を無視して自分の意見を通そうとしたり、かたくなに提案を受け入れなかったりするのは、協調性がないと言えます。
協調性のない人の中には、自分の意見が間違っていると途中で分かっても素直に認められない人もいます。すべての場面で大多数の意見に合わせるのが正しいとは言えませんが、間違いを素直に認めたり、空気を読んで周りに合わせたり、自分の意見は引き下げるべき時もあります。
協調性がない人は周りの人に対する気遣いが出来ない
自分のことばかりを考え複数人で協力しているにも関わらず、周りのサポートを一切できない人も、協調性がない人といわれがちです。
全体を見渡し、作業の遅れや偏りなどを察知して、聞かれなくてもサポートができるのが協調性です。自分ばかり先に進めばいいわけではありません。
協調性がない人は人の話を聞くことが苦手
人の話を聞かずに、自分の意見を中心に自分のペースで進める人も協調性のない人といわれます。
また、周りの話をちゃんと聞かないので、自分の意見を元に物事を判断しがちなところもあります。話すことが得意で、聞くことが苦手な人も多いので、一緒に何かをする時には話を聞いてもらう態勢を作ってもらわなくてはいけないこともあります。
協調性がない人は自分中心で周りの人に合わせることが出来ない
周りの人の気持ちや状況を感じたりみたりができずに、自分の言いたいことややりたいことをストレートに進める人もいます。
複数人で協力しないといけない場面でも、人のことはお構いなしという人もいます。
協調性がない人との上手な接し方
実際に自分の周りに「協調性がない人」がいる時には、具体的にどう付き合うのがいいのでしょうか?
干渉し過ぎないようにする
相手の協調性のないところを直してあげようと思い、干渉しすぎると自分のストレスになってしまいます。
相手の話を聞いてあげても、それに対して意見を言ったりすると、ついついかっとして余計なことまで言ってしまうかもしれません。そうなると収拾がつかなくなるので、あきらめることも必要な時があります。
協調性がないということを受け入れる
「この人は協調性がない人だから…」と受け入れるという方法もあります。
すると、感情を抑えて冷静に接することができるようになります。あきらめや妥協をしないといけないことも出てくるかも知れませんが、ストレスはだいぶ軽減されるはずです。
その人に合った場を与えてあげる
単独だと行動力を発揮したり、決まった筋道の話をしてもらうと説得力のある話をできたりすることもあります。
その人に合った単独でも活躍できる場を割り当ててみるのもいいでしょう。誰かのパートナーに選ぶべきではないので、役割分担をする時には気をつけましょう。
言われたことを受け流す
協調性のない人は、自分中心なだけで悪意を持って何かをしているわけではありません。
たまたまそういう言い方になったり、行動になってしまったりしただけで、悪意はないので、いちいち真正面から受ける必要はありません。
協調性がないのは強み!長所の解説
ただただ「協調性のない人」を受け入れたり、受け流したりばかりでは難しいかも知れません。短所も、別な角度からみれば長所になるものです。見方を変えてみると、あなたも少し気が楽になります。
自分の意見をはっきり言うことが出来る→流されにくい人
周りの人のことはさておき、自分の意見を突き通せるのは、誰でもできることではありません。また、しっかりとした意見がなければ突き通すほどのことはできないはずです。
普通は、周りの人の意見に流されたり、自分を殺して周りに合わせたりするものです。そう考えると「協調性のない人」はいい言い方をすれば、「流されにくい人」と言えます。
人の顔色を窺わずに芯を通せる→自分の信念を突き通せる人
人の顔色や気持ちを考えずに自分を中心に感がられるのは、ある意味「自分の信念を突き通せる人」と言えます。
信念だからこそ、相手の話を聞き入れる余地がない、揺るぎのないものなのです。そこまでの信念を誰もが持っているわけではないので、長所ともいえるのではないでしょうか。
まとめ
ビジネスの場でも一般社会においても、「協調性のない人」はいるものです。空気が読めない、頑固で意見を曲げることが出来ない、周りの人に対する気遣いが出来ない、人の話を聞くことが苦手、自分中心で周りの人に合わせることが出来ないなどの特徴があります。
それでも、どうしても「協調性のない人」と付き合っていかなければならない時もあります。そんな時には、干渉し過ぎない、協調性がないということを受け入れる、その人に合った場を与える、言われたことを受け流して対処していきましょう。
そんな人との付き合いは、ストレスになりますが、「協調性のない人」ではなく「流されにくい人」「自分の信念を突き通せる人」といい方向に考えると付き合う側も気が楽になります。
ビジネスパーソンとして、どんな人とも付き合えるのはひとつのスキルになります。