コンピテンシー 意味とビジネスで使う場面

「コンピタンシー」とも書かれることがある「コンピテンシー」とは、ビジネス用語で人事評価や人材育成の場面で使われることが多いでしょう。

その意味は、“高い業績を上げ続けている人の行動の仕方などに見られる特性”を指します。
コンピテンシーには、「論理思考」「親密性」「傾聴力」「リーダーシップ」や「計数処理能力」などが含まれます。ひとつひとつの細かな特性ではなく、それらをまとめてひとつの特性=コンピテンシーとなります。

人事評価でのコンピテンシー

日本では従来から潜在的な能力「責任感」「協調性」「積極性」などを評価する人事制度がメインでしたが、コンピテンシー=具体的な行動形態を評価することで、より会社への貢献度を測れるとされています。

コンピテンシーの高い人は、業務に対する優れた行動特性だけでなく、「価値観」「使命感」などの心理的動機にも支えられていることが結果へ結びつくと言われています。

しかし、コンピテンシーを評価することは、高い知性や技術そのもので好成績を上げる人の評価が下がったり、評価する人の心理が影響しやすかったりするとも言われ、必ずしも正しい人事評価に結びつく方法とも言い切れません。

コンピテンシー採用・コンピテンシー面接

アメリカでは、コンピテンシーの評価を人材採用に活用して「コンピテンシー採用」や「コンピテンシー面接」という言葉が出てきています。日本でも、徐々に注目されています。
これは、主に中途採用者に使われる採用での評価手法で、コンピテンシー項目を評価して採用を決定します。業種や採用者の年齢層、同じ業種でも会社の方針でコンピテンシーは変わりますが、一般的には「対人理解力」「協調性・柔軟性」「伝達・説明力」を重視することが多いでしょう。

コンピテンシーの例文

・この社員研修では、それぞれの部署において必要なコンピテンシー項目と求められるレベルをお知らせします。

・お客様に快適に過ごしていただきたいという気持ちだけでなく、実際に運営していくコンピテンシーも必要です。