【内定をもらったあと】 お礼メールの書き方・例文をわかりやすく解説

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長い就職活動の末、やっと手に入れた内定。爆発しそうな喜びを抑えながらその場でお礼は言ったものの、改めてお礼を伝えた方がいいのか、メールで通知された場合はどう返信したらいいのか、ふと不安になる方も多いはずです。
そこでこの記事では

・内定のお礼メールは送るべきか
・お礼メールを出すタイミング
・お礼メールの内容
・お礼メールの例文

についてわかりやすく解説していきます。
内定後の正しい対応を知り、就職活動をきれいに締めくくりましょう。

内定のお礼メールは送った方が無難

内定をもらった後に送るお礼のメールは、送らなくても入社後に何かマイナスになることはありませんし、ましてや内定が取り消しになることもありません。
本人の気持ち次第ではあるのですが、送っておけば後から「やっぱり送っておけばよかった」と後悔することもありませんし、印象がアップするという可能性もなくはありません。そのため、悩むくらいだったら送っておいた方が無難だといえます。

内定のお礼メールは当日中に出す

電話で内定通知が来た場合

電話で内定の連絡をもらった場合は、電話口で一度はお礼の言葉を述べているはずですが、メールでは改めて落ち着いた言葉で感謝の気持ちを伝えます。
メールはすばやく当日中に出すのが鉄則です。内定通知後、すぐにメールが届けば人事担当者もうれしく感じるものですし、印象にも残ります。
また、「レスポンスが早いな」と、スムーズな報告・連絡・相談が必要になるビジネスマンとしての素質を、改めて評価してもらえるかもしれません。

なお、メールではなく正式なお礼状を書いた方がいい場合も考えられます。それは、企業研究や面接で堅めの社風を感じる会社だった場合です。
手紙で出す時は、内定通知をいただいた日から遅くとも1週間以内には到着するようにします。なるべく早くを心掛けるのはメールと同じです。

反対に、ペーパーレスですべてメールで連絡を取り合うスタイルの会社には、手紙で出すのは避けた方が好ましいでしょう。

メールで内定通知が届いた場合

内定の通知がメールで届いた場合は、必ず返信をします。メールは電話と違って送りっぱなしになるので、きちんと届いたことを知らせる意味合いも兼ねています。
その返信で、同時にお礼の言葉を伝えましょう。メールにメールで返すことはマナー違反の心配も必要ありません。

内定のお礼メールに書く内容

内定のお礼メールには必ず書くべき項目がいくつかあります。長々と書く必要はないので、ポイントを押さえて簡潔に感謝の気持ちを伝えましょう。
書くべき項目は下記の4点です。

メールのはじまりは挨拶文

内定のお礼メールに限らず、どんな場合でも挨拶の言葉は欠かせません。
一般的には「いつもお世話になっております」という挨拶がよく使われますが、ここは内定をもらったことに対するお礼のメールなので、「この度内定をいただきました▲▲大学■■学部の○○と申します」とまずは名乗りましょう。
仲間内でのメールの慣れからか、名乗らないメールも届くことがあるというので、特に注意したい点です。

内定に対しての感謝をのべる

次に伝えるのは内定に対する感謝の気持ち、いわゆる本題です。「この度は内定の通知をいただきまして、誠にありがとうございます」と簡潔に述べます。
さらに、「先般は面接に時間を割いてくださりありがとうございました」などと、面接していただいたことに対するお礼も添えると印象はよくなります。

また、内定を喜んでもらえるのは採用担当者としてもうれしいことなので、「家族ともども喜んでおります」「うれしさで胸が震える思いです」などと喜びを具体的に表現するのもいいでしょう。

働くうえでの抱負

内定は終わりではなくスタートです。これから働く会社での抱負を改めて伝えましょう
また、「内定をもらって気持ちが引き締まった」など、今現在の素直な心情を伝えるのもいいでしょう。

メールの最後にもう一度感謝の文を入れる

最後には再度感謝を伝えて締めの言葉とします。感謝の気持ちを十二分に伝えましょう。

内定お礼メールの例文

本日、採用内定の通知をいただきました▲▲大学■■学部の○○と申します。
この度は内定のご連絡をいただきまして誠にありがとうございます。念願だった貴社で働けるうれしさに胸が震える思いです。
気持ちを新たに引き締めて、1日でも早く貴社の戦力になれるよう努力していく所存です。
どうぞご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
この度は誠にありがとうございました。
まずは取り急ぎお礼を申し上げます。
▲▲大学■■学部の○○と申します。
先日はお忙しい中、面接に時間を割いていただき誠にありがとうございました。
また、本日採用内定のご連絡を頂戴し、心よりお礼申し上げます。家族一同大変喜んでおり、感謝の気持ちは増すばかりです。
入社までの期間、さらに精進して貴社に貢献できる人物となれるよう努力してまいります。
未熟な点も多々あるかと存じますが、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
この度は誠にありがとうございました。
まずは略儀ながらメールにてお礼申し上げます。
▲▲大学■■学部の○○と申します。
この度は採用内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。お忙しい中、選考の機会をいただきましたこともあわせてお礼申し上げます。
気持ちを新たにし、選んでいただいたご期待に添えるよう精一杯努力する所存です。
ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
この度は誠にありがとうございました。
まずは取り急ぎお礼まで。

まとめ

・内定のお礼メールは悩むくらいだったら送った方が無難
・メールで内定通知を受けた場合は、必ず返信してお礼を伝える
・メールでのお礼は当日中、手紙で出す場合は1週間以内
・メールには、「挨拶」「感謝」「抱負」「再度の感謝」という内容で書く

お礼のメールを送る場面は、社会人になってから必ず訪れます。入社までのスキルアップの一つと思ってトライしてみましょう。