ボトルネック 意味とビジネスで使う場面

「ボトルネック」とは、本来は“瓶の首”ことを言います。この“瓶の首”、注ぎ口近くが細くなっているのは、瓶を傾けた時に中身が一気に出ないように調整するために細くなっています。
そこから転じて、「ボトルネック」の一般的な意味は、“円滑な進行や発展を妨げること”や“障害”、“難関”となりました。
「ボトルネック」は、単に「ネック」と略されることも多くあります。

ビジネスでも、一般的な意味に使われることが多い言葉です。
しかし、いくつか特定の分野でのビジネス用語としての意味もあるので、ご紹介します。

ネットワーク上のボトルネック

通信帯域幅が狭い地点のことを指して、ボトルネックと言います。
例えば、ルーターなどのネットワーク機器で転送性能が引くところを帯域が狭い=ボトルネックになっていると表現します。
また、パケット通信やフロー制御などによる制限も、ボトルネックになると言われます。

政治経済でのボトルネック

一般的には、需要と供給の不一致をボトルネックと言います。
また、経済の分野では、負の外部性(ある経済主体の意思決定が他の意思決定から悪影響を受けること)により成長が妨げられるのをボトルネックということもあります。

経済のボトルネック・インフラ

労働力・土地・資本などの生産要素の一部が不足し生産が追いつかなくなり、需要の強まりによって物価が上昇してしまうことをボトルネック・インフラと言います。
また、その不足した生産要素のことをボトルネックと指し示します。

化学でのボトルネック

複数の反応が起こる過程での、最も遅い反応が全反応の速度を低下させる支配を見せている時に、その最も遅い反応のことをボトルネックといいます。

ボトルネックの例文

・人材確保がボトルネックになって、プロジェクトの進行に遅れが出ています。

・サイトのレスポンスの悪さは、何がボトルネックになっているか調査する。

・イギリスのEU脱退がボトルネックになり、ヨーロッパの通貨が不安定になっている。