リスクヘッジとは

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リスクヘッジ 意味とビジネスで使う場面

「リスクヘッジ」は、英語の「risk=危険」+「hedge=防止策」から分かるように、一般的な意味では「危険を避けること」を意味します。
リスクを略して、「ヘッジする」と言われることもあります。日常では、資格取得や保険加入もリスクヘッジのひとつです。

ビジネスにおいては、一般的な意味と同じように使われることが多くあります。
反意語は、「リスクテイク」で、これもビジネスで使われる言葉です。

もともとは、「リスクヘッジ」は投資の分野で頻繁に使われるビジネス用語で、その場合には“分散投資でリスクを抑えること”との意味があります

関連ビジネス用語:ヘッジファンド

株式、債券、金融派生商品などに分散投資し、ハイリスク・ハイリターンの運用を追求する私的な投資集団のことを指します。富裕層や機関投資家から資金を集めて運用していることが多く、全世界で1万を超えるヘッジファンドが総額1兆ドル以上を運用していると言われています。しかし、ほとんどが非公開で活動しているので実態ははっきりとはわかりません。

リスクヘッジとリスクマネジメントの違い

似た言葉に「リスクマネジメント」があります。この2つの言葉は、日常生活では同じように使われますが、ビジネスシーンでは使い分けるべき言葉です。

「リスクヘッジ」は、もともとは投資関連の言葉で、リスクを回避することを意味します。
それに対し、「リスクマネジメント」は経営に関連する言葉で、会社全体を把握し、リスクを予想して予防したり、回避したり、起こってしまったことを管理することなども含みます。

「リスクヘッジ」は、ひとつの側面に対してのリスクのことのみですが、「リスクマネジメント」はより広い範囲のリスクと回避以外の方法も含んでいます。

リスクヘッジの例文

・会社の将来が不安なので、資格取得でリスクヘッジする。

・ユーロのみに投資していたが、リスクヘッジで米ドルにも投資を始めました。

・投資家の間では、インデックス運用もひとつのリスクヘッジの手法です。