Uber Eats(ウーバーイーツ) 配達パートナー(配達員)とは?

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この記事では「Uber Eats 配達パートナー(配達員)」について解説いたします。

自身でサービスを利用したり街中で配達している姿を見かけたりして興味を持ったという人もいることでしょうが、その詳細についてはよく分からないことが多いかもしれません。

そこで今回は「Uber Eats 配達パートナー」の仕事内容やなりかたなども含めてまとめました。それでは一つずつ確認していきましょう。

Uber Eats 配達パートナーとは


「Uber Eats」とは2015年12月にUber社が開始したフードデリバリーサービスで、日本では2016年9月に東京でサービスが開始されました。
またUber Eats 配達パートナーとはレストランパートナーから配達依頼を受け、ユーザーの元へ食品を配達する人のことです。

月収で数十万円を稼ぐ人もいるなど、自分の頑張り次第では大きな収入を得られるかもしれません。

Uber社と配達パートナーは雇用関係がなく、配達パートナーは個人事業主としてUber社の業務を請け負っています。したがって配達によって得た所得は給与所得とはならず、自身の責任で納税および確定申告をしなければなりません。

個人事業主の税務上の取り扱いについては管轄の税務署、あるいは税理士などに相談した方が確実です。

Uber Eats 配達パートナーの仕事内容

Uber Eats 配達パートナーはレストランパートナーから配達依頼を受け、食品をユーザーの元へ配達するのが仕事です。

ユーザーがUber Eatsのアプリやウェブサイトから料理を注文し、注文を受けたレストランパートナーが用意した料理をユーザーの元へ配達します。
Uber Eatsのサービスエリア内であればどこでも稼働することができ、シフトなどに縛られず自分のタイミングで仕事量を調整できるのが大きな魅力です。

Uber Eats 配達パートナーになるには

千載一遇
「Uber Eats 配達パートナー」になるには、まずオンラインでUber Eats 配達パートナー登録をすることが必要です。スマートフォンやパソコンなどから配達パートナー登録サイトにアクセスし、フォームに氏名やメールアドレスなどを入力します。

また配達車両は自転車、原付バイク、軽自動車またはバイクの3種類から選択しますが、複数の車両を登録することはできません。

なお軽自動車またはバイクの場合、車両は事前に事業用登録されている必要があります。その他にもプロフィール写真や車両に応じた必要書類、配送料の受け取りに使う銀行口座のキャッシュカードなどをアップロードすることが必要です。

各車両において、次のような書類をアップロードしなければなりません。

編集
車両 必要書類
自転車 顔写真つき身分証明証(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード)
原付バイク ・運転免許証
・自動車登録番号標(ナンバープレート)の写真
・自動車損害賠償責任保険(自賠責)の証明書
軽自動車またはバイク(125cc超)-事業用車両のみ ・運転免許証
・自動車検査証(車検証)または軽自動車届出済証
・自動車損害賠償責任保険(自賠責)の証明書
・自動車保険(任意保険)または共済保険の証明書
・自動車登録番号標(ナンバープレート)の写真

またスマートフォンには配達に必要なUber Driver アプリをインストールしておきます。あとは書類のアップロード後に送られるメールのリンクから交通ルールクイズおよび質問事項へ回答すると、2〜3日以内にアカウントが有効化されて配達をすることが可能になるという流れです。

配達の流れ


いざ配達するに際して、用意しておかなければならないものがあります。
必須のものは、登録した車両とUber Driver アプリがインストールされたスマートフォン、配達用バッグです。

またヘルメットやライトなども必要です。その他には水分補給用の飲料水やタオル、雨が降った際のレインコートなども用意しておくと良いでしょう。

サービスエリア内でUber Driver アプリを起動すると配達リクエストが届くので、受諾するかどうかを決めます。受諾した場合は表示される地図などを確認してレストランに向かい食品を受け取りますが、レストランの混み具合などによっては多少待つことがあるかもしれません。

食品を受け取ったらユーザーのいる場所へ食品を配送するまでが一連の流れです。なおレストランから食品を受け取ったりユーザーへ届けたりする場合、受け渡し方法のリクエストがあることがあります。

例えば「子どもが寝ているのでインターホンを鳴らさないでほしい」というリクエストがあったのに気づかず鳴らしてしまうと低評価を受ける恐れがあるので、気をつけなければいけません。

Uber Eats 配達パートナーに求められること


Uber Eats 配達パートナーにはユーザーやレストランパートナーから様々なことを期待されています。
そしてそれらの期待に応えられなかった場合は低評価を受けたり、ケースによってはアカウント停止になったりすることがあるかもしれません。

そのようなことがないよう、この項目ではその中でも重要なポイントを3つ取り上げました。

清潔感

Uber Eats 配達パートナーは食品を取り扱うため、清潔感が不可欠です。

ユーザーやレストランパートナーが安心して食品を預けられるよう、清潔感のある髪型や服装などを心がける必要があります。
また配達用バッグや車両についても、日頃からこまめに掃除をするなどしておくと良いかもしれません。

コミュニケーション

Uber Eats 配達パートナーはユーザーやレストランパートナーのスタッフなどとコミュニケーションを取る機会があります。具体的にはレストランパートナーから食品を受け取ったり、ユーザーに食品を届けたりした際などです。

笑顔で気持ちの良い挨拶を心がけると印象が良くなり、高評価を受けやすくなります。

食品の取り扱い

Uber Eats 配達パートナーが配達する食品は、ユーザーにとってもレストランパートナーにとっても非常に大切なものです。食品はこぼれたり崩れてしまったりしないよう、丁寧に取り扱わなければなりません。

また温かい食品と冷たい食品を同時に配達する場合、仕切りや保冷バッグなどを活用するのも良いでしょう。

どちらもそのまま同じバッグに入れてしまうとバッグ内の温度が変化し、味が損なわれたり痛んでしまったりすることがあるので注意が必要です。

Uber Eats 配達パートナーの配送料


Uber Eats 配達パートナーのトータルの配送料は、以下の式で算出されます。

配送料 - サービス手数料 – インセンティブ + チップ

配送料は基本金額と配達調整金額で構成されます。基本金額は配送料の基準となる料金で、配達に費やす予定の時間や距離、商品の受け取り場所や届け先が複数かどうかを基に算出されるものです。

配達調整金額は基本料金に加えて加算される配送料で、以下のような場合に配達調整金は加算されます。

・通常より交通状況が混雑している場合
・通常より商品受け取り場所での待ち時間が長い場合
・配達パートナーの数が少なく通常より配達需要が高い場合

Uber Eats は配送料も配達調整金額も具体的な金額を公開していませんが、配達調整金額は100〜200円程度であるケースが多いようです。

サービス手数料は10%で、配送料(基本金額+配達調整金額)から差し引かれます。インセンティブやチップはサービス手数料がかかりません。

またインセンティブとは配送料に上乗せされる追加報酬のことで、注文の多い時間や場所に適用されるものです。インセンティブの内容は都市や配達パートナーによって異なります。

インセンティブには主にブースト、ピーク料金、クエストの3種類あるというのも特徴の一つです。

ブーストとは注文の多い時間やエリアにおいて、配送料の基本料金を一定倍率で増額する仕組みを指します。そのため注文の多いランチタイムやディナータイム、土日祝日につくことが多いです。ブーストがあることで、ピークタイムの配達パートナーの人数を増やすという効果が期待できます。

例えば配送料が300円でブーストが1.2倍だった場合は360円になるということです。

ピーク料金とは注文件数が増加したエリアにリアルタイムでインセンティブを発生させることで、配達パートナーが足りないエリアに配達パートナーを集める効果があります。他のインセンティブと異なるのは、ピーク料金は完全リアルタイムに発生されることです。

需要に基づきリアルタイムで料金が変更される仕様のため、短時間で変動することがあります。なお料金は現在地とレストラン周辺のピーク料金のうち、高い方の金額が適用される仕組みです。

例えばピーク料金が200円のエリア内で配達リクエストを受け、レストラン周辺のピーク料金が100円の場合、高い方の金額(今回の例では200円)が適応されます。

そしてクエストとは一定期間内に配達を完了した件数に応じ、追加で報酬が支払われるインセンティブのことです。例えば「金曜日~日曜日の間に10回配達完了したら追加で1,000円支給」など、様々なクエストがあります。

クエストは配達員ごとに異なり、配達員の配達状況の平均に基づいて算出されるのが基本です。それぞれの配達員の働き方にあったものが自動的に割り当てられます。

したがって普段1週間で1件くらいしか配達していない人に、10件配達が達成条件になるようなクエストは基本的に出ません。なおこのクエストとは別に「雨の日クエスト」もあり、これはその名の通り雨が降ったときに出るクエストです。

またチップはUber Eats を利用して注文した人が商品の料金とは別途支払うもので、配達員に対して感謝の意を表したい時に用いられます。ただしチップは任意で、必ず払われるものではありません。

チップの商品の料金の10〜15%程度が相場とされており、上限額は注文金額の2倍までです。

配送料の支払いスケジュール

配送料の支払いは週払いで、毎週月曜日の午前4時に締め、前回の締め日と今回の締め日の間で生じた配送料が計算されます。

計算が終われば明細が発行され、その週の配送料の送金がされますが、送金は海外から行われることには留意した方が良いかもしれません。なぜなら海外からの送金の場合、日本の金融機関に着金するのに数日かかることがあるからです。

実際に何日で着金するかは利用している金融機関によって異なるので、詳しくは利用している金融機関に個別に問い合わせる必要があります。

Uber Eats 配達パートナーの勤務体系と休日

ドローン
Uber Eats 配達パートナーは個人事業主なので、勤務体系や休日などは自分で決めることができます。

多くの収入を得たい場合は長時間稼働したり休日を少なくしたりし、逆にゆっくり休みたい場合は一日の稼働時間を短くしたり休日を多くしたりして自由に調整することが可能です。自分の裁量で労働時間や休日を決められるというのはメリットである一方、体調管理なども自己責任になるというデメリットにもなり得ます。

多くの収入を得るために長時間稼働した結果体調を崩してしまっては本末転倒です。そのようなことがないよう、収入と体調のバランスを考え、無理のない稼働時間や休日を設定するのが良いでしょう。

なおUber Eats はいつでも利用できるわけではなく、営業時間が決まっています。Uber Eats の営業時間とは、ユーザーがUber Eats を使ってレストランに注文をすることができる時間帯のことです。

Uber Eats の営業時間はエリアごとに異なりますし、レストランの実際の営業時間とUber Eats 上の営業時間も異なることがあります。ランチタイム(11:00〜14:00)とディナータイム(18:00〜21:00)が一番注文が多い時間帯です。

注文が多い時間帯に稼働すれば配達リクエストを受けられる可能性が高まり、その分効率よく配送料を稼ぐことができるようになるでしょう。

まとめ この記事のおさらい

  • Uber Eats 配達パートナーとはレストランパートナーから配達依頼を受け、ユーザーの元へ食品を配達する人のこと
  • Uber Eats 配達パートナーはレストランパートナーから配達依頼を受け、食品をユーザーの元へ配達するのが仕事
  • 「Uber Eats 配達パートナー」になるにはオンラインでUber Eats 配達パートナー登録をすることが必要
  • Uber Eats 配達パートナーには清潔感やコミュニケーション、食品の丁寧な取り扱いなどが求められる
  • Uber Eats 配達パートナーの配送料は、基本金額と配達調整金額で構成される
  • Uber Eats 配達パートナーは個人事業主なので、勤務体系や休日などは自分で決めることができる