ペルソナの意味とビジネスで使う場面

「ペルソナ」とは、ラテン語で仮面の意味があります。
一般的には、世界的に有名な心理学者ユングが提唱した「社会的・表面的人格」の意味で使われることが多いでしょう。
他に、劇・小説などの登場人物、美術分野では人体・人体像の意味もあります。

ビジネスシーンにおいては、マーケティング用語で「ペルソナマーケティング」として欠かせない言葉です。
大企業から中小企業までが使う手法であり、その効果は大企業の成功からも見て取れる手法でもあります。

ペルソナマーケティングとは

顧客情報の収集と仕分けから、自社の商品やサービスを使ってくれる架空の理想顧客=ペルソナを設定し、そのペルソナに合わせて開発や販売を行う手法です。

氏名、年齢、性別、職業、年収、家族構成、居住地だけでなく、その生い立ちや性格、身体的特徴までも詳細に設定し、そのペルソナが実在の人物かのように作り上げます。企業によっては、イメージを膨らませるため、ペルソナの人物写真まで設定することもあります。

ペルソナマーケティングの例

「カルビー」
20~30代の女性へのスナック菓子ジャガビーの消費拡大に、ペルソナマーケティングを用いて成功しました。データをもとに、「27歳独身女性、文京区在住で趣味はヨガと水泳」とペルソナ設定をし、パッケージデザインに活かしたり、そのイメージに合ったモデルをCM起用して成功しました。

「Soup Stock Tokyo」
スープストック東京を創業10年で売上高42億円の成功に導いたのは、「秋野つゆ」というペルソナだと言われています。ターゲットセグメントに合わせた「秋野つゆ」がいきそうな場所に出店、「秋野つゆ」が入りたくなる店舗デザインと雰囲気、「秋野つゆ」が好み喜んでくれる商品の開発と、ビジネスに関わる人が理解しやすく感情移入できるのも、ペルソナマーケティングの肝と言えます。

他には、アサヒビール、エステティックTBC、大和ハウスなども成功例として有名です。また、複数のペルソナを設定した富士通も注目を集めています。

ペルソナの例文

・ペルソナ設定がまだ粗いので、もっと情報を収集し、さらに詳細な物語をつくり、商品開発担当者がもっとペルソナへの感情移入をできるようにしましょう。

・この商品のデザインは、ペルソナにはあっていないのではないでしょうか?