この記事では「オポチュニティ」の意味や使い方について解説いたします。

多様な場面で使われることから、知っておいた方が良い言葉だといえるでしょう。

そこで今回は「オポチュニティ」の語源や「チャンス」との違い、関連用語や英語表現なども交えてまとめました。

それでは一つずつ確認していきましょう。

「オポチュニティ」の意味とは

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「オポチュニティ」は「機会」や「好機」という意味のカタカナ語です。

特にビジネス用語における営業や取引の「機会」を意味する言葉として使用されます。

「オポチュニティ」の語源

「オポチュニティ」の語源は、英単語の「opportunity」です。

「opportunity」には「有利な条件」や「好機」などの意味があります。

「オポチュニティ」と「チャンス」の違い

「オポチュニティ」に似た言葉として「チャンス」が挙げられるでしょう。

「チャンス」も「好機」といった意味で使われますが、「神様から与えられた好機」や「運よく舞い込んだ機会」というニュアンスが強いのが特徴です。

これに対し「オポチュニティ」は偶然性が低い場合に用いられます。

「オポチュニティ」のビジネス上での使い方


「オポチュニティ」はビジネス上でもよく使われる言葉です。

「オポチュニティ」のビジネス上での使い方としては、以下のようなものが考えられます。

上司の助力もあり、取引先と新たな商談をするオポチュニティを得た。

上司の助けもあり、取引先と新しい商談をする好機を得たということを表す文章です。

「オポチュニティ」を使った関連用語


「オポチュニティ」は非常に幅広い場面で用いられる言葉です。

そこでこの項目では、「オポチュニティ」を使った関連用語を7つ取り上げました。

「オポチュニティコスト」

「オポチュニティコスト」とは、「ある選択肢を選んだ結果、実際には手にすることができなかった利益」のことです。

「ほかの選択肢を選んでいれば得ることができた利益」のことで、最善の選択ができなかったために生じた損失でもあります。

「オポチュニティファンド」

「オポチュニティファンド」は「私募ファンド」のことで、市場平均以上の実績を目的としたファンドです。

不特定多数を対象とした「公募ファンド」と異なり、私的な募集によって投資家から資金を集めるのが「私募ファンド」と呼ばれます。

「オポチュニティロス」

「オポチュニティロス」とは「何らかの行動・意思決定を起こさなかったことによる損失」のことで、「機会損失」とも呼ばれます。

「オポチュニティロス」と「オポチュニティコスト」は似ていると感じるかもしれませんが、「損失」と「失われた利益」は異なります。

「オポチュニティロス」は「損失」でしかありませんが、「オポチュニティコスト」は選択肢によって差が生じているものの利益としてはプラスの状態です。

「オポチュニティアセスメント」

「オポチュニティアセスメント」とは「ビジネスの機会を分析する」という意味です。

「アセスメント」とは「客観的評価」や「査定」のことで、新サービスの展開に当たっての市場調査や新規店舗出店時の地域調査などが「オポチュニティアセスメント」に該当します。

「オポチュニティレポート」

「オポチュニティレポート」とは、「顧客の要望をまとめた報告資料」のことです。

例えば顧客の要望など商談結果をまとめた資料などがあり、他の顧客への提案の一助にしたり、新しいビジネスを考案したりする際に使われます。

「オポチュニティシーカー」

「オポチュニティシーカー」はビジネスチャンスを追い求めている人や、そういう人たちの「市場」のことです。

「シーカー」は「探し求めること」を表す「seeker」のことなので、「オポチュニティシーカー」で上記のような意味になります。

「キャリアオポチュニティ」

「キャリアオポチュニティ」とは「仕事で経験を積む機会」という意味で、人材育成にとっても重要なこととされています。

なぜなら実際に経験をすることで得られることは、机上で学ぶだけの場合より遥かに多いからです。

「オポチュニティ」の類義語と例文

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「オポチュニティ」の類義語は、「チャンス」や「好機」などが挙げられるでしょう。

またそれらを使った例文としては、以下のようなものがあります。

動物は自分の思い通りにじっとしてくれないので、シャッターチャンスを逃さないように気をつけた。

動物を被写体にする場合、自分の望んだポーズをしている機会を大事にする必要があります。

この例では、動物はじっとしてくれないので、シャッターを押す好機を逃さないように気をつけたということです。

好機を活かすには、日頃から事前準備をしておくことが重要だ。

どんなに好機が舞い込んでも、それまでの準備ができていなければせっかくの好機を逃してしまう恐れがあります。

そのようなことがないように、いつ好機がきても良いように日頃から事前準備をしておくことが重要です。

「オポチュニティ」の対義語と例文

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「オポチュニティ」の対義語は「ピンチ」や「窮地」などが該当するでしょう。

それらを使った例文は、下記のようなものがあります。

ピンチになった時には、まず深呼吸をして気持ちを落ち着けることにしている。

「ピンチ」とは「さしせまった事態」や「危機」という意味です。

今回の例では、危機になった時には、まず深呼吸をして気持ちを落ち着けた上で対応することにしているということを表しているのでしょう。

大事な書類を紛失してしまい、すっかり窮地に陥ってしまった。

「窮地」は「きゅうち」と読み、「追い詰められて逃げ場のない苦しい状態や立ち場」という意味です。

個人情報が載っている書類などは非常に機密性が高く、もしなくしてしまうと個人情報漏洩にも繋がってしまいます。

今回の例では、そのような大事な書類を紛失してしまい、逃げ場のない苦しい立場になってしまったということです。

「オポチュニティ」の英語表現


「オポチュニティ」の英語表現は、語源にもなっている「opportunity」が適当です。

英単語の発音を踏まえると、「オポチュニティ」だけでなく「オポチュニティー」という表記をすることもできます。

また「opportunity」を使った文章としては、以下のようなものが考えられるでしょう。

I had an opportunity to talk with him.(彼と話す機会があった。)

先述のように、「opportunity」は偶然ではなく自分から得たいと思った機会です。

したがってその機会を得たいと思ってメールや電話などを入れ、積極的にその機会を作ろうとしたことが考えられます。

まとめ この記事のおさらい

  • 「オポチュニティ」は「機会」や「好機」という意味のカタカナ語
  • 「チャンス」も「機会」という意味があるが、「神様から与えられた好機」や「運よく舞い込んだ機会」というニュアンスが強いという特徴がある
  • 「オポチュニティコスト」とは、「ある選択肢を選んだ結果、実際には手にすることができなかった利益」のこと
  • 「オポチュニティロス」とは「何らかの行動・意思決定を起こさなかったことによる損失」のこと
  • 「オポチュニティ」の類義語は、「チャンス」や「好機」などが挙げられる
  • 「オポチュニティ」の対義語は「ピンチ」や「窮地」などが該当する
  • 「オポチュニティ」の英語表現は、語源にもなっている「opportunity」が適当