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新卒採用の際から、在職しながら転職活動をする時まで、履歴書の学歴・職歴欄で登場する文言が「現在に至る」です。
履歴書作成の途中、どこに書けばよい?現在に至ると在職中、どちらの方が適切?と迷う事も少なくありません。
この記事では、「現在に至る」の意味から書く上での注意点、在職中との違いについて解説しています。
読むことによって履歴書を書く上での疑問や迷いもなくなり、納得できる履歴書作りに役立ちます。
履歴書の現在に至るはどのような意味か
学校か会社に現在、在籍しているときに書く
履歴書で「現在に至る」を記入する時とは、学歴もしくは職歴の最後に記入した学校もしくは会社に現在、在籍しているときです。
つまり、卒業後もしくは退職後に就職活動をしている時で、自分が在籍している学校や会社がない場合には記載する必要はありません。
逆に、「現在に至る」を記入しないと「在籍している所がない=すぐに入社できる」と判断されてしまうこともありますので、必ず記入するようにしましょう。
現在に至る=退職予定との解釈も
仕事をしながら転職活動をしている時に、具体的な退職日時がまだ決まっていない時にも「現在に至る」が使用できます。「現在に至る」を履歴書に記入することにより、在籍している会社は退職予定、と解釈されます。
急な募集の時は「退職予定」と、具体的な退職予定日と共に記載した方が、相手側も予定が立てやすく好印象となりますので、求人内容や自分の状況に応じて使い分けましょう。
履歴書の「現在に至る」を書く際の注意点
以上を入れる
「現在に至る」の後に、必ず忘れずに記入するのが「以上」です。
「現在に至る」を記入した行の次の行に、右寄せで以上、と書きます。「現在に至る」+「以上」はセットで覚えておきましょう。
職歴欄に書く
履歴書で「現在に至る」を書く欄は学歴・職歴欄です。自分の学歴もしくは職歴の最後に、行を変えて左寄せで「現在に至る」と書きます。
履歴書や職務履歴書の書き方に不安がある方は転職エージェントに履歴書の添削をお願いしてみましょう。
履歴書の添削をしてくれる転職エージェントの中でもマイナビAGENT・リクルートエージェントがおすすめです。
マイナビAGENT 履歴書の書き方
また、現在フリーターで就職、転職活動中の方はハタラクティブで添削をしてもらうことをおすすめします。
IT業界を目指している方が添削をお願いする場合はワークポートがおすすめです。IT業界に特化した添削やアドバイスをしてくれます。
初めて転職エージェントに履歴書・経歴書添削をお願いするとき、他社の転職サイトでつかったものだからと気にすることなく、とにかく持っていきましょう。
なぜならば、全てではありませんが多くの転職エージェントは転職者自身に履歴書をなおさせるのではなく、「よろしければこちらで訂正してもよろしいでしょうか?」とエージェントの手でブラッシュアップをします。
そのため、マナラボでも履歴書の書き方を解説していますが、まずは転職エージェントにもっていくのが、書類選考対策での一番の近道です。
現在に至る・在職中どちらがよいのか?
一行で収まるか収まらないかで使い分ける
仕事をしながら転職活動をする時、履歴書の職歴欄には「現在に至る」の他にも「在職中」という文言もあります。この2つはどちらを使っても構いません。
ただし、「在職中」を記載する時には、行を変えずにそのまま記入しますので、一行で現在在籍している会社名+在職中、が収まる時に記載します。
一方で、会社名が長く一行で収まらない時には、会社名の後に行を変えて「現在に至る」と記載します。
履歴書の現在に至るの正しい書き方についてのおさらい
履歴書の現在に至るの正しい書き方についてのおさらいは以下の通りとなります。
- 「現在に至る」とは、在籍している学校・会社がある時に使用する
- 「現在に至る」は、在職中の会社の具体的な退職日時が決まっていない時にも使用でき、「退職予定」の意味も伝えられる
- 「現在に至る」は、履歴書の学歴・職歴欄の最後で使用する。また、必ず次の行に右寄せで「以上」を記入する
- 会社名と一行で収まる時には「在職中」でも可能。ただし、会社名が長いなどで一行に収まらない時には行を変えて「現在に至る」を記入する
「現在に至る」を正しく使用する事によって、仕事を続けながらの履歴書作りでも好印象を持たれます。新卒時から転職時まで幅広く使える「現在に至る」を使いこなせるようにしましょう。
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