マター 意味とビジネスで使う場面

本来の「マター」は英語表記ではmatterであり、「事柄、問題、事態」や「物質、成分、要素」などの意味があります。
ビジネスシーンでは、部署名や役職名、人名の後に、「○○マター」と使います。その意味は、「○○の担当、責任を持っている」など仕事の範囲や責任のあり処を指します。

外資系企業、IT関連やコンサルティング業界などでは広く使われているようですが、業種や会社によっては使わない言葉なので、相手によっては通じないこともあります。相手を選んで使いましょう。

目上の人には使わないのが無難

「人名+マター」で使う場合、上司の名前を呼び捨てにして入れるのが失礼なのは明白です。しかし、「○○さん+マター」とするのもおかしな響きです。基本的には「人名+マター」はカジュアルな言い方なので、たとえさん付けでも避けるのが無難でしょう。
ただ、会社の風土によっては、上司に対して「○○さん+マター」というのもOKな企業もあるので、周りの人がどうマターを使いこなしているか観察して、それにならうのが一番かも知れません。

一般的には、部下や同僚など、呼び捨てで読んでも構わない人に対して、「○○+マター」と使うのようにします。
近しい上司であれば、「役職名+マター」としましょう。

部署名+マターには、正式部署名を

人名+マターと同じくらい頻度が高いのが、「部署名+マター」です。「部署名+マター」を使う時は、主に相手の質問に答える時でしょう。部署名は、正式部署名で答えるのが親切です。

例えば、「このプロジェクトはどこの部署が担当してるの?」と聞かれた場合には、相手は「どこの部署」かが一番知りたいことです。略した部署名は、相手にはわからなかったり、ピンとこなかったりする場合もあります。「サ推マター」よりも「サービス推進部マター」の方が、丁寧で親切です。

例文

・「この書類の提出はどこの部署でしょうか?」「それは人事部マターだね。」
・今回のプロジェクトは、鈴木マターですすめるので、よろしくね。
・このリスクマネジメントは経営マターだから、ここでのトピックにはならないと思います。
・それは政治マターも絡むので、許可がでるまで時間がかかる見込みです。