「予約」の英語は3つ|ケース別の英語表記・使い方を例文付きで解説

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この記事では英語での予約の仕方について解説いたします。

年末年始やゴールデンウィーク等、長期休暇を利用して海外旅行するという人も少なからずいることでしょう。

しかし日本語が通じない国が多いということもあり、英語をある程度知っておくに越したことはありません。

そこで今回は予約にまつわる英語表現を中心に取り上げました。

いざ海外に行くとなった時に慌てることがないよう、一つずつ確認しておきましょう。

「予約」に関する英語表現は3つ

「予約」に関する英語表現は3つあります。

それぞれのニュアンスとその違いについて確認してみましょう。

「reservation」「appointment」「booking」の違い

「予約」を意味する英語は「reservation」と「appointment」、そして「booking」です。

まず「reservation」は場所や席を予約する際に使います。

例えばレストランやホテル、コンサートの席や飛行機の席を予約する際に使うのが「reservation」です。

続いて「appointment」は人と会うことを予約する時に用いられます。

具体的には取引先の担当者や弁護士、税理士や会計士等が挙げられるでしょう。

なお日本ではあまり馴染みがない考えかもしれませんが、欧米では病院や美容院の予約する際に、お店ではなく個人を予約します。

その為病院や美容院を予約する場合も「appointment」を使うというわけです。

最後に「booking」ですが、「reservation」と同様に場所や席を予約する際に使用されます。

「reservation」との違いは、「reservation」が「確保する」というニュアンスがあるのに対し「booking」は「手配する」という色合いが強いことです。

その為例えば新幹線の自由席ではなく指定席を予約したことを伝える際には、「booking」より「reservation」の方が伝わりやすいでしょう。

英語でレストランやホテルを予約する場合

この項目では英語でレストランやホテルを予約する場合の言い回しを取り上げました。

実際に使えるフレーズを覚えておくと、予約する際スムーズになることでしょう。

「reservation」か「booking」を使う

レストランやホテルは場所や席を予約するので「reservation」や「booking」を使います。

人と会うことを予約するわけではないので、この場合「appointment」は用いないというわけです。

電話で予約するときの英語フレーズ

電話で予約する場合、例えば次のようなフレーズを使います。

・I’d like to make a reservation at this restaurant on Sunday at nine o’clock for six people.
(このレストランを日曜の9時に6人で予約したいです。)
・I’d like to book a table at this restaurant on Sunday at nine o’clock for six people.
(このレストランを日曜の9時に6人で予約したいです。)

「reservation」と違い「make a booking」は使わないという意見が少なからずあります。

もし「booking」を使うなら、動詞「book」を上記のように使用すると良いでしょう。

メールで予約するときの例文

メールで予約する際には、以下のような英語表現を用います。

・I’m writing this message to make a reservation for seven people on Friday from ten o’clock.
(金曜10時に7人でこのレストランを予約する為にメッセージを書いています。)

メールでは「reservation」を使うことが多いですが、件名で「Booking request」(予約のお願い)という表現をすることはあります。

英語で人と会うための予約・約束をする場合

英語で人と会う予約や約束をすることがあるかもしれません。

その際のフレーズについても確認しておきましょう。

「appointment」を使う

人と会う予約や約束をする場合は「appointment」を使います。

よく用いられるのは

「I’d like to make an appointment with A regarding B.」
(Bの用件でAさんと約束したいです。)

です。

もし予約していることを受付に伝える際には、

「I have an appointment with him. My name is ○○.」
(彼と会う予約をしています。私は○○です。)

等が考えられるでしょう。

電話で予約・約束するときの英語フレーズ

電話で人と会う予約や約束をする場合、次のようなフレーズを使います。

・I’d like to make an appointment with you sometime next week.
(来週辺りあなたとお会いする約束をしたいです。)
・Could you have time for me to introduce our new product?
(弊社新商品についてご紹介する時間をいただけますか。)

特にビジネス上で使う場合には、後者の方がより丁寧な印象を与えられるかもしれません。

前者も間違いではありませんが、ストレートに自分の要求を伝えるよりも疑問文にした方が相手の意思を尊重しているように聞こえるからです。

メールで予約・約束するときの例文

メールで人と会う予約や約束をする場合、以下のような表現が考えられるでしょう。

・I would like to visit your office to discuss the project.
(プロジェクトの打ち合わせの為にあなたのオフィスを訪問したいです。)

すでにプロジェクトを共同で進めている、あるいは進めることが決まっている人と会う際に使う表現です。

「discuss」は「話し合う」という意味の動詞で、その名詞である「discussion」は日本でも「ディスカッション」という表現でよく使われています。

・Please would you indicate a suitable time and place to meet?
(お会いするのにご都合が良い時間や場所をご教示いただけないでしょうか。)

これからアポイントを取りたい場面です。

会う為の時間や場所を合わせようとする姿勢が感じられる文章だといえるでしょう。

まとめ この記事のおさらい

  • 「予約」を意味する英語は「reservation」、「appointment」、「booking」の3つが挙げられる。
  • 「reservation」や「booking」は場所や席を予約する際に使い、「appointment」は人と会う約束をする場合に使用する。
  • 欧米では病院や美容院の予約する際、お店ではなく個人を予約するので「appointment」を用いる。
  • 「reservation」が「確保する」というニュアンスがあるのに対し「booking」は「手配する」という色合いが強い。
  • レストランやホテルを予約する場合、「reservation」か「booking」を使う。
  • 人と会うための予約・約束をする場合、「appointment」を使う。