虎穴に入らずんば虎子を得ずとは

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虎穴に入らずんば虎子を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)の意味

虎穴とは虎が住処としている穴のことです。虎子とは虎の子供のことです。

したがって、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」とは、虎の穴に入らないとその子供を捕まえることは出来ないことを言います。
ここから、リスクを回避しているだけでは、その先にある大きな目標を達成することも出来ないことをさしています。

英語で言うなれば、「ノーリスク・ノーリターン」とも「ハイリスク・ハイリターン」ともいえます。

虎穴に入らずんば虎子を得ずのビジネスシーンでの意味

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」は元は中国・後漢の班超という人物が戦に際して窮地を迎えた際に配下に述べた言葉が語源です。

例えば、ビジネスにおいては、ある程度の危険を承知の上で毅然とした決断を下すような際に用いられます。
そこでは目的達成の為に敢えて一時的に損をするこを厭わないことなどに用いられます。

虎穴に入らずんば虎子を得ずの使い方と例文

「この新製品を市場に出した場合、短期的には赤字決算となるかも知れないが、今のタイミングを逸するとライバル他社に先を越される事になりかねない。先駆者たるものは、虎穴に入らずんば虎子を得ずの心境をもって、市場に是非を問う覚悟が必要ではないか」