生真面目な人ってどんな人?特徴とポイント 付き合い方の解説

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生真面目は、真面目よりさらに度を越えた真面目、あるいは生来の真面目という意味がある言葉です。

真面目がビジネスや学校などの公の場でだけですむような印象があるのに対して、生真面目というと、全ての面で真面目さが出てしまうという印象があるでしょう。

この記事を読むことで、生真面目の特徴や、付き合い方を知ることが出来ます。

生真面目の意味はなにか

生真面目というと、極めて真面目なことという意味がありますが、真面目と比べて、「真面目の度合いが強すぎる」などとネガティブな印象もある言葉です。

まじめすぎて面白みがない事や、融通のきかないなどという意味も含まれており、「真面目」が場面ごとの性格の一面をさすのにたいして、「生真面目」というと、性格の根の部分から真面目であることや、取り繕うことができないなど、全ての面で真面目さが感じられることが多いでしょう。

生真面目な人というと、とっつきにくい、話しかけにくい、人付き合いが苦手、冗談が通じない人などという印象があるでしょう。

真面目な人というと、時間を守る、約束を守る、常務を忠実にこなす、計画通りにやる、悪いことをしない、几帳面などのような印象になり、少し違う印象があります。

生真面目というと、真面目過ぎるというような意味も含まれており、「生真面目なので嫌である」や、生真面目なので付き合いにくいというような場合に使われます。

生真面目の英語表現

生真面目を英語でいうと、「solemn」「serious」などという単語があります。他にも、「earnest」「Sincere」「sober」「unplayful」「Too serios」などもあります。

例文は以下の通りです。

He was said to have been very serious and sincere.
彼は、真面目で誠実な人柄だと言われています。

生真面目の類語表現

生真面目に似た表現には以下のものがあります。

律儀と生真面目の違い

一つ目は「律儀」です。律儀というと、「礼儀正しい」「折り目正しい」などとい意味がありますが、「丁寧」「習わしなどを忘れない」「気遣いがある」などという意味があります。

律儀な性格であるため、季節のあいさつを忘れない事や、律儀であるためわざわざお礼の電話をくれたというように、習わしや習慣、人とのかかわりに関する風習などを重んじる意味の言葉があります。

実直と生真面目の違い

二つ目には、実直という言葉があります。実直というと、誠実であることや、嘘をつかない、素直であるなどという意味があります。

実直な性格であるため、仕事に対していつも真摯な態度で向き合うことや、実直な性格であるため会社で信頼されているなどという意味で使われます。

単刀直入と生真面目の違い

三つ目には、「単刀直入」という言葉があります。

単刀直入には、言葉に迷いがなく、ストレートであるという意味があります。単刀直入な言い方であるため、意見が分かりやすいなどという意味があります。

性格だけでなく、物の言い方や口ぶりをあらわす言葉であることが特徴です。

真摯と生真面目の違い

四つ目には、「真摯」という言葉があります。真摯は、性格よりも態度や物腰などを含めた表現です。

誠実で心が良いという意味で、偽りがない、ひたむきであるという意味が強い言葉です。熱心であることや、一生懸命という言葉にも近い表現です。

公明正大と生真面目の違い

五つ目には、公明正大という単語があります。

公明正大というと全ての物事に平等な態度を持つことができ、「自分の感情に流されずに判断することができる」「正しい物事を選ぶことができる」「判断がいつも正しい」などという意味があります。

正直と生真面目の違い

六つ目には、正直という言葉があげられます。嘘をつかない、真実をいつも言う、物事に忠実であるという意味で使う言葉です。

正直な人はいつも自分の気持ちに忠実であることおや、行動に嘘や偽りがないという意味が含まれています。生真面目と通じるところが多い言葉です。

生真面目な人の特徴1:誠実

生真面目な人の特徴には、以下のものがあげられます。

一つ目は、誠実だという点です。基本的に生真面目な人は嘘が嫌いで、自分にも人にも常に公明正大な態度をとることができるため、いつもぶれずに自分の意見を言うことができるのが特徴です

生真面目な人は、嘘をつかない事が多く、常に人に信頼され、グループのなかではリーダー的な存在ではありませんが、いつも人から頼られるいわば影の要のようなな存在です。

決して、目立つ方ではないため、おもてに立って人を先導したり、グループの中心的な存在になることも多くありません。しかし、人から好かれる存在であることが多いです。

生真面目な人は、人の噂話をしたり、秘密を口外しない人が多いため、誠実でひとから信頼される役職や、リーダーのようなな役目を頼まれることもあります。

生真面目な人の特徴2:きちんとしている

二つ目は、何をやらせても細やかで、きちんとやることができるということがあげられます。

学校などであれば、学級委員などになって、間違えた行動をした人を正したり、いじめを見つけたら、臆せず注意したりすることができます。

損得感情がなく、常に正しいと思う行動をとることが出来る人であるため、友達がいじめられていたりするとほおっておけず、つい面倒を顧みず立ち向かっていくこともあるでしょう。

正義感が強く、いつも自分が正しいと思う行動を勇気をもって進んでいくことができる人が多いため、周りからは「勇気がある人」「いつも人のことを先に考えられる人」などと、頼られる存在である場合が多いです。

仕事では、不正や間違えたことを見つけると放っておけない性格であるため、嫌われ者役もしょって立ってくれるでしょう。

上司などにも、きちんと意見を言える人であるため、ポジションや立場を気にせずに正しいことを貫ける意思の強い人でしょう。しかし、度を越すと、上司から反感をかってしまうこともあります。

生真面目な人の特徴3:堅物

生真面目な人の特徴の3つ目は、真面目過ぎて面白みがないとか、堅物だと取られることがある点があげられます。

とくに生真面目な人の特徴としては、仕事だけではなくプライベートでも真面目さが強く表れることがあり、親しい友人になんとなく気持ちを許してないのではないかという印象を持たれることもあります。

とても親しい人であるのにも関わらず、遠慮をしたり、敬語を使ったりという側面があります。異性関係でも、生真面目な人はなかなか異性に積極的にアピールできずに損をしてしまったりということも見受けられるでしょう。

生真面目な人の特徴4:几帳面で神経質

生真面目な人は、几帳面で神経質な面があります。自分のことだけなく、他のことにもとても細やかであるため、気になることが起こりやすいです。

例として、少し周りがちらかっているだけで落ち着かなかったり、不安になったりという一面がある人もいます。

生真面目であるため、一度気になりだすと気になってしまい、仕事が中断してしまったり、他のことが手につかないなどのことも起こります。やや神経質で不安傾向が強いのが特徴です。

悪気はなく、まわりに少し悪い印象を持たれたり、あの人がいるとどうも気が落ち着かない、なんとなくいつもイライラしているように見えると思われることもあります。

神経質や潔癖症のかたにありがちですが、周りには「少し近寄りがたい」「一緒にいると嫌な気持ちになる」「監視されているような気がする」などという印象を持たれることがあります。

生真面目な人の特徴3:融通が効かない

生真面目な人の特徴として、こだわりがつよく、融通が効かない面があげられます。

生真面目な人は、ある一つのやり方を強く信じ、「他のやり方は間違えている。」などと受け入れてくれないことがあるため、融通がきかなくて視野が狭い人という印象を受けることもあります。

いつも自分のやり方を信じているため、すこし柔軟性のあるやり方を提示されるとすぐに否定されたり、叱責されることもあるでしょう。

生真面目であるため、新しいやり方や従来のやり方でないことに拒否反応を示すため、ユニークな考え方をあまり取り入れようとしないでしょう。

古いやり方や自分がかつてから信じてきたやり方でないと受け入れない事が多いため、職場で生真面目な人がいると新規の意見が通りにくかったり、新しい物事や取り組みを否定されることもあります。

生真面目な人との付き合い方

生真面目な人が職場にいる場合のお付き合いの仕方には、以下のものがあげられます。

生真面目な人との付き合い方①:相手の話を丁寧に聞く

一つ目はできるだけ、相手の話を丁寧に聞くということがあげられます。

生真面目なひとは、自分が生真面目であるだけなく、相手にも真面目さを求めているため、いい加減に聞き流したり、適当に相対されるのを嫌がります。

相手に対して、まずは誠実に向き合うようにすることを大切するのが良いでしょう。しかし、真面目なあまり、他者の意見を聞き入れないようなことがあるため、冷静に相手のいっていることを聞き、間違えている場合でも理論的に説明していくことが大切です。

生真面目な人との付き合い方②:相手の話を丁寧に聞く

二つ目は、適材適所に配置することがあげられます。

生真面目な人がその特性を発揮するのは、人事や総務など、平等で公明正大であることが必要不可欠であるポジションです。適するポジションでは、生真面目な人のメリットが最大限に生かされるでしょう。