二兎を追う者は一兎をも得ずの意味

二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)は、生活が楽になると考えて、兎を一度に二羽捕まえようとして欲張ったら一羽も捕まえる事ができなかった狩人の様子を由来とする西洋のことわざです。

上記の事から、二兎を追う者は一兎をも得ずとは、欲を出して二つの成果を同時に得ようとすると、失敗してどちらの成果も得られなくなるという意味をあらわすことわざです。

表記方法に様々なバリエーションがあるという特徴があり、「二兎をも」を、「二兎を追っても」「二兎を追えば」などとあらわしたり、ことわざ内の「を」や「は」を略して表現する場合もあります。

二兎を追う者は一兎をも得ずの類語は多数あり、「一も取らず二も取らず(いちもとらずにもとらず)」「心は二つ身は一つ(こころはふたつみはひとつ)」「大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)」などがあります。

対義語には、「一挙両得(いっきょりょうとく)」「一石二鳥(いっせきにちょう)」などがあります。

二兎を追う者は一兎をも得ずのビジネスシーンでの意味

ビジネスの現場では二兎を追う者は一兎をも得ずのように、成果を欲張った結果、結局なんの成果も出せずに取引を失敗してしまうという状況は少なくありません。

ビジネスでは二兎を追う者は一兎をも得ずを胸に欲張りすぎず、確実に成果を出す事が大切でしょう。

二兎を追う者は一兎をも得ずの例文

君は大学受験の勉強と恋愛のどちらも両立できると考えているようだね。でも、二兎を追う者は一兎をも得ずのように必ずどちらも疎かになってしまう。今は大学受験の勉強に集中すべきだ。
二兎を追う者は一兎をも得ずのとおり、副業と本業を両立しようとしたら、どちらの仕事もおろそかになってしまった。