綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)の意味

綾羅錦繍(りょうらきんしゅう)とは上質の素材を藻地域、刺繍を数多く施した美しい衣服、またはそのような美しい衣服を身に着け着飾ることです。

「綾」は物の表面に現れたいろいろの形・色彩。模様。特に線が斜めに交わった模様を意味します。「羅」は薄い絹、網のように透けるような絹、「錦」は様々な色糸を用いて織り出された絹織物、「繍」は刺繍をした織物で、いずれも技巧が凝らされた高貴な人が着る美しい衣服のことをさします。

同義語は、「錦衣玉食(きんいぎょくしょく)」「軽裘肥馬(けいきゅうひば)」等です。

綾羅錦繍のビジネスシーンでの使い方

綾羅錦繍はビジネス用語ではありませんが、企業の祝賀会や新年交歓会などの華やかな場面で立派な礼服や高価な衣服を纏った経営者や企業の幹部、そしてその家族の衣服や身なり、身のこなしをたたえる時などに利用できるでしょう。

また、結婚スピーチなどで後輩や部下の今後の結婚生活などに対してかける言葉としても利用できることもあります。いずれにしてもいつものビジネスシーンの日常とはやや違った晴れやかな非日常のビジネスシーンで用いられる言葉のイメージが強いです。

綾羅錦繍の例文

非日常を表す場面、冠婚葬祭に用いられます。作家の方の中には葬儀でこの言葉を使い表現しています。

高いところに飾られた棺は華麗な綾羅錦繍で覆われ、氏名を記した紙が下がっていた。
出典:加賀乙彦「風と死者」より