上から目線な人の特徴と心理 上から目線の改善方法を解説

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自分の身の周りに「上から目線」で物をいう人がいるという人もいるでしょう。そのような態度をとられると、むっとしてしまう時もあります。

上から目線の人は、どうしてそのようになってしまうのか、直すことはできないのかと、日頃あまり考えることのない「上から目線」について考えてみることで、上手な人付き合いに役立てることができます。

この記事では、上から目線について解説します。

上から目線とは

上から目線とは、人に対して、上から見下したように物をいうことです。

また、主に相手を批判するときに使われます。例文としては、

「あの人は上から目線だから」
「なんで上から目線なの?」

というような使い方をします。

意外と新しい表現であり、2000年代以降になって用いられることが増えた言葉です。

上から目線の類語

上から目線の類語としては以下のようなものがあります。

・高圧的
・傲慢な
・見下す
・態度がでかい
・高飛車
・命令口調

全体的にいいイメージの言葉はありません。
相手を威圧していうことを聞かせる、自分が上だと本人が思っているニュアンスの言葉ばかりです。

軽い気持ちで使ってしまいがちですが、上から目線は、明確に相手を批判するための言葉であるということがわかります。

上から目線な人に共通する特徴4つ

この項目では、上から目線の人に共通する特徴を4つまとめています。

身近な人や自分に当てはまらないかどうか、考えながら読んでください。

自信があるため強くものをいえる

上から目線の人は自信があります。自信がなかったら、上から目線でものをいうことができません。

自信があるから強気な発言を平気でするのでしょう。

自分が一番だと思っている

上から目線の人は自分が一番の王様気分です。

自分が何をいっても許されると思っていて、周りの人を見下しています。

このような人は、上から目線が当たり前になっていることが多いです。
特に、周りから「すごい、すごい」といわれ続けてきた人に多いでしょう。

自分が正しいと思っている

上から目線の人は、自分が正しいと思っています。

間違っていないと思っていないので強気な発言になってしまいます。

正しければ何をいってもいいと思っている

上から目線の人にとって、正しいことは絶対的な正義です。

自分を正しい、そして正しいから偉いと思っているため、上から目線になってしまいます。そのため、正しければ何をいってもいいと思っています。

「間違っていないのに、他人に文句をいわれる筋合いはない」「理解できない人がおかしい」というスタンスなのです。

上から目線な人の心理

上から目線の人は、自分の正しさを誇示したいと無意識に思っています。
他人から見下されることが嫌いで、自分のことが認められないと不機嫌になります。

「自分が認められて当たり前」「正しいことなら目上の人でも文句をいわたくない」という心理です。

上から目線の人の特徴にあるように、正しさが絶対だという考えを持っているので、ついつい偉そうな言葉遣いになってしまいます。

上から目線な人にありがちな話し方や行動5つ

この項目では、上から目線の人にありがちな話し方や行動を5つ解説します。

もしも自分がそのような話し方や行動をしているのなら、周りから上から目線な人だと思われているかもしれません。

上から目線な人は断定口調が多い

上から目線の人は断定口調が多いです。

自分が正しいと思っているからこそ、決めつけて話しがちです。
断定口調で話しているから、上から目線だなと思われる可能性があります。

批判が多いと上から目線にとらえられる

上から目線の人はとにかく批判が多いです。
周りがいいといっていても「でも、あそこが駄目だ」などといいます。

他人に対しても「あの人はこういうところがイマイチ」などといったいい方をするので、周りに上から目線だなと思われるでしょう。

「でも」「いや」「でしょ」という言葉を多用する

上から目線の人は、「でも」「いや」という言葉を多用します。

相手の意見を否定して、自分のいうことを聞かせようとます。

また、自分の意見をいう時は「~でしょ」といういい方をして「それが当然」というニュアンスを出し、マウントをとろうとする特徴があるのです。

得意分野では饒舌になる

上から目線の人は、得意分野になると饒舌です。他人に何をいわれても反論できる自信があるからです。

詳しくない他人に自分のすごさを誇示することもできます。また、にわかな人を小バカにできることもあってお喋りになります。

知らない話題では黙る

得意分野ではお喋りなのに、自分が知らない話題のときは急に黙ります。自分の発言が否定されることを避けるためです。

黙ることで相手に批判されて自分の価値が下がることを避けています。

上から目線を直す方法

上から目線な態度を直すにはどうしたらいいのか、悩んでいる方もいるでしょう。

この項目では、上から目線を直す方法を3つ解説します。

正しいことが絶対ではないと思う

上から目線を直すためには、価値観を変える必要があるのです。

「正しいことが絶対ではない」という考え方をしてみてください。

正しいことに自信を持っているからこそ、上から目線な態度になってしまいます。

「正しいから何でもいっていいとは限らない」「自分にとって正しくても、他人にとって正しいとは限らない」などと考えて、謙虚で柔軟な態度を心がけるといいでしょう。

相手の立場を考えて発言する

これをいわれた相手はどう思うか、相手は何といって欲しいのかなど、相手の立場を考えて発言してみてください。
上から目線の人は、自分が発言することに満足して相手のことを考えることができていないことが多いです。

「相手の気持ちを考える」という、コミュニケーションの基本を忘れないことが大切です。

振り返りノートを作る

一日の自分の発言を振り返るノートを作って記録する方法もあります。

「あれはいわなくてもよかった」「こういう言い方がよかったな」などと考察することで、発言を改善することができます。

上から目線の英語表現

海外の人に上から目線について説明したいときや、上から目線はやめてほしいと伝えたい時に使える表現です。

look down on

見下すという意味です。見下していることを強調したいときに使えます。

arrogant

傲慢という意味です。「He is arrogant.」などのような使い方をします。

Who do you think you are talking to me like that?

「そんないい方で何を考えているの?」と相手をとがめる表現です。
これくらいいわないと気づかれないということもあって、日本人にとってはきつめの表現になります。

 

上から目線の人についてのまとめ

  • 上から目線とは、立場が同じか下であるのに、まるで上の人間であるかのように上から物をいうことです。
  • 上から目線の人は自信があって自分が正しく、正しければ何をいってもいいと思っています。
  • 上から目線の人は断定口調で話し、相手を否定したり批判をすることが多いです。自分の意見を認めさせようとします。
  • 上から目線を直すには他人の立場で物事を考えることを意識します。考え方を変えるために振り返りノートを作ることも有効です。
  • 英語で上から目線と言いたいときは「look down on」「arrogant」などの単語を使うといいでしょう。相手の上から目線を指摘したいときは「Who do you think you are talking to me like that?」などというのがおすすめです。