自己撞着とは

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自己撞着(じこどうちゃく)の意味とは

撞着とは辻褄が合わないという意味です。

「撞」はつく、差し障るという意味の字で(ちなみに「撞球」はビリヤードの意味です)、自分の行動、言動が自分で差し障る、矛盾しているということを意味しています。

自家撞着も同義語として使われます。

自己撞着のビジネスシーンでの意味

自分の主義主張が一貫している人の方が信頼されます。仕事をする上で上司が自己撞着や矛盾したことばかりしていたら部下は振り回されることばかりでしょう。

誰かが「昨日と今日でいってることが違う」ということは、ビジネスではしょつちゅうあることです。あまり振り回されないように密かに記録をつけたりしておいて、いざというときにつきつけるなど自己防衛も必要です。

ただ、自己撞着を厭ってもいけません。自分が過去にいったときから状況が変わってしまい、かつての指示を変えざるをえない場面もあります。自分が上に立ったら、自己撞着という批判も恐れずに正しいと思われる判断をしていくことも必要なことです。

自己撞着の使い方と例文

自己撞着と悪口されても、今はこの判断が正しいと思っている。

 

そんなにみんなによい顔していたら、いつか自己撞着になってしまうぞ。

 

論点が次々から次へと変わっていって、結局あの人の主張は自己撞着に陥ってしまった。