三拝九拝(さんぱいきゅうはい)

三拝九拝とは、何度も頭を下げて敬意や謝意をあらわす言葉です。手紙の末尾に記する場合、宛先にたいする敬意をあらわす語にもなるでしょう。「拝」とは拝礼することをさしています。

「三拝」とは、敬意を払って三回拝むことをいいます。仏教では身業、口業、意業の三業に敬意をあらわす意味であり、「九拝」は敬意を払って九回拝むことをさします。古代の中国で決められた九種類の礼拝のこともさしています。

中国の清の時代には、三回ひざま(跪)づいて、九回頭を地面につける敬礼があったことから、「三拝」の後が「九拝」になったと考えられます。三拝九拝の類義語には、「三跪九叩(さんききゅうこう)」「三跪九拝(さんききゅうはい)」「低頭平身(ていとうへいしん)」「平身低頭(へいしんていとう)」などがあるでしょう。

日本では「平身低頭」がよく用いられています。

三拝九拝の例文と使い方

なんとしてでもうちの高校野球部に、あの中学時代の元ホームラン王を入部させたい。彼には断られているが、三拝九拝、入部してくれるまでお願いしよう。
三拝九拝してお願いに上がっているのだが、先方の部長はまだ契約の状況を教えてくれない。