「光栄です」の意味や使い方と注意点 例文の紹介や英語表現を解説

※本サイトはプロモーションを含んでいます。

著名人のインタビューなどで「光栄です」という表現を耳にすることがあります。「光栄です」はビジネスシーンでも使われる表現であるため、どんな意味があるのか、どんな場面で使うのかを理解しましょう。

「光栄です」の使い方

「光栄です」とは名誉に思う気持ちを伝える表現

「光栄です」は、名誉に思うこと、誇りに思うことを伝える表現です。

自分の業績や功績を褒められたときや、重要な役割を任されて名誉に思うときなどを伝えるときに適した言葉で、どちらかというと目上の人や立場が上の人に対して、へりくだった気持ちで使う表現です。

「光栄です」を使った表現の例

「光栄です」は、話し言葉でもメールなどの文面でも使うことができます。

「光栄です」を使った例文
・そういっていただけて光栄です。
・お役に立つことができて光栄です。
・そのようなお褒めの言葉をいただき身に余る光栄です。
・チームリーダーという大役を任せていただき大変光栄です。
・〇〇さんと一緒に仕事ができて光栄です。
・このような賞をいただけたことを光栄に思います。
・このたびは御社の創立記念パーティーに招待いただき光栄に存じます。

「お会いできて光栄です」を使う際の注意点

ビジネスシーンの初対面の挨拶で、「お会いできて光栄です。」という表現を聞いたことがあるでしょう。しかし、使うときには少し注意が必要になります。

「光栄です」は名誉に思うことであるからといって、誰に会ったときでも使えるかというとそうではありません。目下の人や後輩にあった時などに使うのは場違いでしょう。

立場が上の人や自分が尊敬している人など、会うこと自体を名誉に感じる人物に会えたときに相応しい表現です。

「光栄です」の敬語表現

「光栄です」はすでに丁寧な表現であるため、立場が上の人に対して使って問題ありません。もう少しかしこまっていいたい場合は、「です」を「ございます」に変えて、「光栄でございます。」とすることもできます。

また、「光栄に思う。」ということを「光栄に存じます。」と敬語表現することもできます。主にメールや手紙などの文面で使うことが多く、「存じます」は「思います」の謙譲語です。

「光栄です」の類語表現

「光栄です」は丁寧な表現です。改まった場や普段あまり接点のない目上の方に対して使うとしっくりきますが、普段から親しくしている上司や先輩などに対して使うには、少し大げさで、かえってよそよそしく感じてしまうこともあります。

普段親しい人に対しては、もう少し親しみを感じる言葉で気持ちを伝えるのがよいでしょう。

「光栄です」を親しみやすい表現に変える場合、「嬉しいです。」や「嬉しい限りです。」がそれにあたります。「そういっていただけて光栄です。」を、「そういっていただけて嬉しいです。」「そういっていただけて嬉しい限りです。」にいいかえても失礼にあたりありません。

「光栄です」の英語表現と例文

「光栄です」を表すフレーズは下記のようなものがあります。

It is an honor.
It’s a pleasure.
I am honored.
I am flattered.
I am delighted.

「光栄です」をあらわす例文は相手や状況によって使い方が変わります。例文は以下の通りです。

It has been a great pleasure to work with you.
「一緒にお仕事をさせていただけて光栄です」
It’s an honor to meet you.
「お会いできて光栄です」
It’s a pleasure to meet you.
「お会いできて光栄です」(少しカジュアルな表現)
The honor is more than I deserve.
「身に余る光栄です」
It’s an honor to be a help to you
「お役に立てて光栄です」
I’m really flattered to hear that.
「お褒めにあずかって光栄です」

光栄ですについてのまとめ

  • 「光栄です」とは名誉に思う気持ちを伝える表現です。
  • もともと丁寧な表現ですが、「光栄でございます」「光栄に存じます」とすると、より丁寧な表現になります。
  • 親しい人には「光栄です」のかわりに「嬉しいです」「嬉しい限りです」などを使うと堅苦しくありません。
  • 英語表現には It’s an honor to meet you.「お会いできて光栄です」などがあります。