雪中松柏とは

※本サイトはプロモーションを含んでいます。

雪中松柏(せっちゅうしょうはく)の意味

雪中松柏(せっちゅうしょうはく)と読む、人としての志や、節操が非常に固いことを例える四字熟語です。

厳しい寒さの雪中でも、松の木や柏は緑の葉っぱの色を変えることがない状態から転じて、そのときどきの時勢によって別の派閥に加わったり、はたまた分かれたりというような、行動に節操がないことはしないという意味をあらわしているでしょう。

「柏」はブナ科の落葉樹で、「かしわ」ではなく、檜(ひのき)や椹(さわら)、側柏(このてがしわ)などの常緑樹を総して称する言葉です。

「雪中松柏」は中国の南宋時代末期の政治家であり、学者でもあった謝枋得(シャホウトク:1226年~1289年)の七言律詩にでてきます。

謝枋得は豪放な人物で、直言、忠義をもって仕事に励んだと伝えられています。

常日ごろから国家の存亡を憂いており、1275年にモンゴルの軍が南下してくると、長江の沿岸を守ることを任されて、南宋を防衛すために奮戦しましたが、敗北してしましました。

元のフビライ・ハンからの再三の出仕の要求に対し、「亡国の大夫」であると自らをして断っていました。

1288年の5回目の招きにて、ようやく周りの人達に押されて北京に出仕したといわれています。

雪中松柏の例文と使い方

雪中松柏もよいが、いい加減に皆のいうとおりに時代に対応した臨機応変な行いも必要ではないか。
元の社長は引責辞任したあと、どんなに頼んでも雪中松柏のごとく再就任を了承してはくれない。