侃侃諤諤(かんかんがくがく)の意味とは

侃はのびのびと臆することのないさま、諤は厳しい言葉をいうことをあらわします。

また、侃侃とは正直で気性が強い様子をあらわし、諤諤とは遠慮しないで正しいと信じる論を述べ立てる様子をあらわします。

上記の事から侃侃諤諤とは、ひるまずに意見を述べて盛んに議論をするさまをあらわし、議論の盛んなことをさします。

同義語としては、喧々諤々(けんけんがくがく)、議論百出、丁々発止などがあります。

侃侃諤諤のビジネスシーンでの使い方

侃侃諤諤はビジネス用語ではありません。しかし、ビジネスにおいてなにかを決定する際に論議は欠かすことができないため、ビジネスシーンで侃侃諤諤という言葉は切っても切り離せないものでしょう。

会社でとあるプロジェクトが立ち上がったとして、よりよいものに作り上げて行こうとする場合は、社員同士で活発な意見交換をし合うことが求められます。

意見交換の場が若手だからといって上司に遠慮する必要はまったくありません。むしろ斬新なアイディアは歓迎されるでしょう。侃侃諤諤な議論からこそ、プロジェクトの成功の道が見えてくるものです。

侃侃諤諤の使い方と例文

邪馬臺国か邪馬壹国かについては侃侃諤諤、論議を呼んだが、已百支国が傍国だからといって見過ごすわけにもいくまい。
出典:宮崎康平『まぼろしの邪馬台国』
審議会では侃侃諤諤の論が交わされたが、結論は次回に持ち越しとなった。
出典:『史記』
その頃の二葉亭の同窓から聞くと、暇さえあると西へ遣る手紙を書いていたそうで、その手紙がイツデモ国際問題に関する侃々諤々の大議論で、折々は得意になって友人に読んで聞かせたそうだ。
出典:内田魯庵『二葉亭四迷の一生』