粗酒粗餐(そしゅそさん)の一般的な意味

粗酒粗餐(そしゅそさん)は人をもてなすときに出す食事を謙遜していうときの言葉です。粗酒とは質素な酒を表し、粗餐は質素な食事を表します。似たような意味の言葉に粗酒粗肴(そしゅそこう)があります。

粗肴は質素な酒の肴を表すのでこの語を使う時は粗酒粗餐よりも、お酒を飲むことに重点が置かれていることが多いのでまったく同じとはいえませんが、ほぼ同じ意味の言葉として使えます。

あくまで用意した料理を謙遜をする言葉で、招く側の人間がいう言葉です。間違って招かれた側が「粗酒粗餐ですね」というと「よくこんな粗末な食事を出せますね」という大変失礼な皮肉の言葉になるため、使用シーンに注意してください。

粗酒粗餐を使うことができるのは食事を用意した側、いわばホストだけです。

ビジネスシーンでも同様の意味で使うことができます。

粗酒粗餐の例文

例えば取引先との会食をこちらでセッティングした場合、食事を勧めるときに「粗酒粗餐ですが」ということができます。

結婚式や葬儀といった式の司会などでも「粗酒粗餐をご用意しました」のような使い方ができます。

粗酒粗餐を会食の席で使った例文
「粗酒粗餐ではありますが、隣の部屋に食事を用意してあります。さあ、どうぞ」
粗酒粗餐を葬儀、結婚式で使った例文
「粗酒粗餐ではありますが、故人を偲びながら(花嫁と花婿を祝福しながら)しばしご歓談ください」