誰しも身の回りには、少し話しただけで「この人、頭がよいな」と感じる人がいるでしょう。頭のよい人は、会話の組み立て方がうまく、話していても飽きることがありません。

頭がよい人の話し方を取り入れることで様々なメリットがあり、トレーニングをすることでも頭のよい人の話し方を身につけることができるようになります。ここでは、頭がよい人の話し方について解説します。

頭のよい人の話し方を取り入れるメリット

頭のよい人の話し方で説得力が上がる

ビジネスにおいて、短時間で相手を説得する技術は必要不可欠なものです。営業マンであれば、自社商品をうまくアピールすることができなければ販売につながることはありません。

ダラダラと商品説明をするだけでは、お客さんも飽きてしまいます。お客さんが何を求めているのかを感じ取り、パズルのピースをはめ込むようにプレゼンをしていく必要があります。

頭がよい人は、新規のお客さんであっても短時間で会話に引き込むことができます。お客さんが購入を迷っている状態まで持ってくることができれば、後は説得力のあるトークでクロージングをします。

経理や総務といった間接業務を中心に仕事をしている人でも説得力のある話し方は必要です。間接業務の場合、いかに社内コストを落とすかが重要です。

例えば、製造部門において不必要な紙の運用をしていることに気付き、全面廃止したいと考えたとします。なぜ今の運用がよくないのか、廃止したらどのような効果があるのかを、頭のよい人は論理立てて説明し、製造部門の社員を納得させることができるでしょう。

さらに、製造部門からは「あの人は頭がよいから、あの人のいう事には間違いない」と思わせることができるようになり、社内の改革が進みやすくなるメリットがあります。

頭のよい話し方で思考が変わる

頭のよい人の話し方を取り入れると、何を考えて話しているのかが理解できるようになります。

頭のいい人の考え方を紐解くよりも、話し方を取り入れる方が思考を理解する近道になります。思考の方法が変われば、これまでに向き合ってきた仕事のやり方が変わっていき、人とのコミュニケーションにおいても変化が感じられるでしょう。

頭のよい人の話し方のポイント

他人の時間を奪わないのが頭のよい人の話し方

10分の会話をするとき、周りに5人いれば他人の時間を合計で50分間利用することになります。

自分にとっては必要だと思っている10分間でも、人においては無駄な10分間になっているかもしれません。

頭のよい人は、他人の時間を奪わない話し方ができます。話すタイミングも重要ですが、普通に話す時間が10分の説明を3分で、3分の説明を1分で、相手が理解できるように話すことができるでしょう。

ストレスを感じさせないのが頭のよい人の話し方

ダラダラと話す癖がある人や、何を言っているのか分からない人と会話をしているとストレスが溜まることがあります。

「結局、何がいいたいの?」と感じた経験もあるでしょうか。頭のよい人の話し方は、相手にストレスを溜めません。頭のよい人は論理的に話しているため、内容が分かりやすく、メリハリをつけた話し方は聞いていて心地よく感じることさえあります。

頭のよい人の話し方の具体的な方法

結論を先にいうのが頭のよい人の話し方

映画や小説では、最初にあらすじを知ってしまったら面白くなくなってしまいます。

何を伝えたいのかを探りながら、ラストシーンを迎えるのが醍醐味です。ただし、ビジネスにおける会話でラストシーンを待つことは時間のムダになってしまうでしょう。

頭のよい人は、ストーリー立ててプレゼンをすることもありますが、通常の会話や交渉の中では結論を先にいうようにしています。相手が一番知りたがっている結論を先にいうことで、これから説明する内容が相手に伝わりやすくなるでしょう。

話の全体像をみせるのが頭のよい人の話し方

頭のよい人の話し方には、背景が存在しています。話を図のようにして全体像を見せているため、ピンポイントの事象について説明をしても、聞いている相手は全体像を浮かべながら聞くことができるため理解しやすいことが多いです。

聞いた相手を「理解した」状態までまで持っていけなければ、人は動いてくれません。「分かった」だけだと、お客さんであれば購入の検討をしてくれず、社員であっても改善に向けて意欲的に動いてくれないでしょう。

頭のよい話し方をするためのトレーニング

自分の話を録音して頭のよい話し方を学ぶ

自分の声は、録音すると自分の声じゃないように感じます。話し方も、自分が話を録音したものを聞いてみると、自分とは思えないような話し方に感じることでしょう。しかし、実際に録音した話し方が相手に伝わっている本当の自分です。

録音をしてみると、自分の話の中で整理されていないポイントに気付くことができます。何度も繰り返して聞いてみると、「こうやって話せばよかった」と感じる場面がいくつか出てくるでしょう。

自分の話し方の悪いところが把握できるようになれば、次からは話を整理することが出来るようになります。

更に深くトレーニングをするためには、録音した話をノートに書き出してみるとよいでしょう。ノートに書き出した後は、話す順番を変えてみたり、いくつかの説明を省いたりして、全体の構成を変えてみる事が大切です。

頭のよい人の話し方に近づくことができれば、整理された理解しやすい話し方を身につけることができるようになります。

展示会に行ってみると頭のよい話し方を学べる

各企業が自分たちの商品をアピールする展示会には、話がうまくなるための材料が多く転がっています。

展示会の来訪者たちは、出来るだけ短時間で有益な情報を持ち帰りたいと考えています。各企業が商品説明をする際には、短い時間で自社商品のアピールをしなければ、来訪者は立ち止まって詳細まで聞いてくれることはありません。

展示会を1周すると「話が上手かった人」を何人か思い出せるはずです。なぜうまいと感じたのかを振り返ってみることで、話を整理するトレーニングになります。全く知らない初対面の人の話は、先入観無しに聞くことができるため、頭のよい話し方を学ぶためにも非常に効果的です。

有名人のプレゼンを聞いてみると頭のよい話し方がわかる

スティーブ・ジョブズや孫正義など、世界中を探せばプレゼンが上手いビジネスマンは多くいます。YouTubeなどで動画を検索して、プレゼンが上手い人の映像を探してみるのもよいでしょう。

プレゼンが上手い人の話は、とても整理された内容になっており、話すテンポも参考になります。できるだけたくさんの人のプレゼンを聞くことがよいでしょう。上手い人のさまざまな個性が見えてくれば、比較して理解することができるようになります。

頭がよい人の話し方についてまとめ

  • 頭がよい人は、頭の中で情報が整理されており、相手を説得させるために必定な情報をうまく取り出すことができるようになります。
  • 頭がいい人の話し方は、誰でも意識をして訓練さえすれば身に付くものです。頭がいい人の話し方ができるようになれば、ビジネスでもプライベートでも物事をうまく前にすすめることができるようになります。