主役ではないけれど、その存在がなければ主役が輝かない、という一目置かれる存在がいます。

学校生活、社会生活、家庭内のできた妻、あるいは歴史上の有名な人物の参謀など、環境は様々ですが、彼らがいなければ主役は輝かない重要な存在ですよね。この人たちの成果を「縁の下の力持ち」と呼びます。

この記事では「縁の下の力持ち」について以下の点を中心に解説いたします。

  • 縁の下の力持ちの意味や使い方
  • 縁の下の力持ちの類語、言い換え表現
  • 縁の下の力持ちを自己PRとして使うには?
  • 縁の下の力持ちの英語表現

縁の下の力持ちって何だろう?

縁の下の力持ちとは、縁側の下から支える柱のように、人から見えない部分でしっかりと他の人を支え、役に立っている存在のことです。

表舞台に立つことはほとんどないけれども、その存在なしでは成し得なかった、影の功労者で、その価値は決めて大きいといえるでしょう。

縁の下の力持ちの使い方

自分が出世できたのは縁の下の力持ちとなってくれた人々のおかげです。応援してくれた両親、支えてくれた妻など家族の存在なくしては、ここまで来られなかったでしょう。本当に感謝しています。

縁の下の力持ちは長所として使える

縁の下の力持ちは就職活動の際の自己PRに長所として使用することができます。また、面接で長所を聞かれた際にも長所として答えることができます。

縁の下の力持ちは就職活動を行う上でよい印象を与えやすいです。自分をアピールする場では長所として積極的に使用していきましょう。

縁の下の力持ちを自己PRとして使用する場合は具体的なエピソード、周囲の人に与えた影響、企業に入社後どのように活かせるかを面接官にわかりやすく伝えることが大切です。

縁の下の力持ちをアピールするためのポイント

縁の下の力持ちをアピールするためのポイントとして、決してネガティブな印象を与えてはいけません。目立ちたくないから、話すことが苦手だから、などネガティブな理由から縁の下の力持ちに徹するようになったと説明しても、相手によい印象を与えることは難しいです。

縁の下の力持ちをアピールするためには前向きに考えることが必要です。裏方に徹することを前向きに捉え、サポート能力が高いことを積極的にアピールすることで相手は裏方にいながらも周囲を引っ張る存在にもなれると捉えてくれることでしょう。

縁の下の力持ちな人の特徴

縁の下の力持ちな人の特徴にはどんなものがあるのでしょう。

以下では、縁の下の力持ちな人の特徴を紹介していきます。

視野が広い

縁の下の力持ちになりやすい人は広い視野を持っています。自分の作業が周囲に与える影響を理解し、常に周囲の人が仕事をしやすいような環境になるよう様々なことを考えています。

そのため、作業に困っている人や遅れている人にもいち早く気付くことができて、すぐに臨機応変な対応をすることができます。

行動するときに損得を考えない

行動するときに損得を考える人は自分の利益のことしか考えておらず、人のためではなく自分のために行動している人が多いです。

しかし、損得を考えずに行動する人は自分中心ではなく全体のバランスを考えた行動をとることが多いです。縁の下の力持ちになりやすい人はこういった考えをとれる人が多いです。

縁の下の力持ちな人はスポットライトを浴びにくい存在なため、直接的な評価を得ることは少ないですが、それを苦とせず人のためなら頑張れるという考え方ができます。

立場や肩書に興味がなく嫉妬心もない

縁の下の力持ちな人は立場や肩書に興味がない人が多いです。そのため、出世にあまり興味がなく出世のために仕事をすることもありません。自分の出来ること、やれる仕事をひたすら一生懸命こなしています。

また、嫉妬やライバル心を燃やすことがないので、一人涼しい顔で仕事に取り組んでいることが多いです。余計な闘争心を持つこともなく黙々と取り組んでいるため、目立たずなかなか評価されにくいという一面も持っています。

縁の下の力持ちが活躍できる仕事

縁の下の力持ちが活躍できる仕事の特徴として、裏方やサポートをする役割が多いです。評価を気にすることが少なく、周囲をバランスよく見ることができる力があるため、力を発揮して活躍することができるでしょう。

特に事務職は縁の下の力持ちとしての力を大いに発揮することができます。事務職は細やかな対応が必要であったり、臨機応変に対応できる能力が重要になってきます。目立たない仕事ではありますが、真面目に黙々と取り組めるタイプの方にはおすすめの職種です。

また、業界でいうとコンサルティング業界がおすすめです。コンサルティングとは企業の経営に関する課題を解決したり、サポートをおこなう役目を担っています。高度な専門性が必要な業界です。

コンサルタントの仕事内容自体が縁の下の力持ちなため、活躍できること間違いないでしょう。コンサルティング業界は業界規模はそれほど大きくはありませんが、まだまだ成長が見込める業界だといえるでしょう。

縁の下の力持ち 類語

・縁の下の掃除番
縁の下(見えないところ)で掃除をして、いつも綺麗な状態を保ってくれるような存在。
・縁の下の舞
ここでいう「舞」とは、聖徳太子聖霊会の際に行われた舞楽を指しています。舞台の上には上がらず、人に見えないところで舞うことから、表舞台に立たずに人を支えている者の意味になりました。
・内助の功
内助とは内側から助けることです。表に見えない部分で援助、助力をすることを指し、特に、夫の活躍を支えるために家庭を守る妻の功績のことをいいます。
・名脇役
脇役ながらも存在感のある役者のことです。主役ではないが、主役をしっかりと支える脇役であることから、縁の下の力持ち的な存在として活躍しています。
・陰の立役者
陰で表の人を支えて尽力した人のことを指します。
・裏方、黒子、女房役など
裏で表舞台の人を支える役割を果たす人たちのことです。

縁の下の力持ちの例文

面接での自己PRに使う場合のポイント

生徒会長やクラブの部長、イベントの主催者など表に立って何かを行うことはやってこなかったけれども、副会長やバックヤードでの事務的処理など、目立たないところで頑張ってきた人の場合、「縁の下の力持ち」という言葉を使ったアピールができます。

例1

私の長所は、表舞台の人を支える「縁の下の力持ち」として力を発揮できるところです。

学園祭の実行委員会に入っており、副委員長として、委員長を支えてきました。大学の学園祭は資金を援助してくれる地域の方々によって成り立っています。その援助してくださる方々へのお礼をしに伺ったり、学生たちとの話し合いの日程調整をしたり、その会議の資料を作ったり、と細々した作業を丁寧に、かつ迅速にこなしてきました。

学生たちの前に立って話す機会はなくとも、裏方として、しっかりと学園祭を支えることができたと思っております。

御社では、総務、経理などの管理部門で従業員の方々のサポートをしたり、営業部門で営業の補助をする事務など、目立たなくても、人の役に立てる仕事をしていきたいと思っております。

例2

私の強みは「縁の下の力持ち」としての役割をしっかりとこなせることです。

私は野球部のマネージャーとして、野球部員たちを支えてきました。練習中のサポートや差し入れだけに留まらず、新規部員獲得のために、部のHPを立ち上げ、ブログを更新し、野球部のリアルタイムの情報を発信していきました。新入生が入る時期や学園祭などでは、チラシを作り配ったり、野球に興味がある生徒に説明会を開いたり、PR活動に努めて参りました。

自らが野球を行うわけではありませんでしたが、野球部の力となれるよう、自分なりに工夫をしてきました。その甲斐あってか、翌年度には、野球部へ入りたいという学生が例年よりも多く集まり、ますます活気のある部になりました。

「表には出なくても、陰からしっかりと支えることができる」と実感しました。この力を生かして、御社でも役に立つ存在に成長したいと思っております。

縁の下の力持ちの英語表現

・one catches the hare and another eat it.(一人はうさぎを捕まえ、他の人がそれを食べる。)
・unsung hero/heroine(賞賛されない英雄→正しく偉業が評価されない人→陰の支援者)
・uncredited hero(認められていない、名前を出さない英雄)
・behind-the-scenes support(舞台裏の支援者)
・nameless hero(匿名の英雄)
・backseat player(控えの選手→陰で支えてくれる存在)

縁の下の力持ちに関するおさらい

  • 縁の下の力持ち、とは人から見えない部分でしっかりと他の人を支える存在のことを指す
  • 類語には裏方、黒子などのほか、内助の功、陰の立役者などがある
  • 面接などの自己PRの場面で「縁の下の力持ち」は強みの一つとして使うことができる
     (陰から支える必要な存在であったエピソードを盛り込む)
  • 縁の下の力持ち、の英語表現は、unsung hero(賞賛されない英雄)やnameless hero(匿名の英雄)などがある

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