肉を切らせて骨を断つとは

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肉を切らせて骨を断つの意味

「肉を切らせて骨を断つ」は、自分自身も傷ついて痛手を負うことを覚悟しながらも、相手にはそれよりも大きな打撃を与えることを目的にして行動をすることを意味することわざです。

相手に自分の肉を切らせながらも、相手には切られた肉だけでなく骨まで断ち切るという様をあらわしています。

相手へのダメージをイメージさせる言葉ですが、そもそも「肉を切らせて骨を断つ」は、剣道での強い敵を倒すための極意として使用されていたものです。

類義語には、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」などがあります。

肉を切らせて骨を断つのビジネスシーンでの意味

肉を切らせて骨を断つをビジネスで使う場合は、覚悟してビジネスの相手に接していき、倒す覚悟を伝える場面で利用することがあります。

営業職などは数字が勝負であるため、敵対会社よりも自社の売り上げを伸ばしたり、各自が顧客との契約を勝ち取るとかいうようなことが必要です。

なんとしてでも勝ちたいという場面で、気分を高める際に使われる言葉です。

肉を切らせて骨を断つの例文

「ここまできた以上は肉を切らせて骨を断つ戦法でいくしかない。こちらも多少の痛手はやむをえないだろうが、なんとしても勝とう。」
「肉を切らせて骨を断つの精神で、相手を倒すまでは諦めない粘りの気持ちで臨んで行こう。」