驕る平家は久しからずの意味

驕る平家は久しからず(おごるへいけはひさしからず)の「驕る平家」の平家は、いうまでもなく『平家物語』の「平家」(平清盛の一族)のことです。

驕る平家は久しからずのが出典は、『平家物語』の有名な冒頭部分「驕れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし」です。

平安時代末期、栄華を極めた平家の一族からは「平家にあらずんば人にあらず」という発言があったとも伝わっています。

しかし、思い上がった平家が、源頼朝、源義経の兄弟を中心とする源氏に攻め入られ、壇ノ浦の戦いを最後に滅亡します。

驕る平家は久しからずは、地位や財力を得て、思い上がって勝手な振る舞いをする人は、長くその栄華を保つことができないという意味があります。

驕る平家は久しからずのビジネスシーンでの使い方

驕る平家は久しからずは、ビジネスに使われることわざではありませんが、仕事をする上で自分への戒めとして覚えておきたいことわざです。

営業成績がよかったことにうぬぼれて、先輩たちに横柄な態度をとるような人は、社内でのチームワークを乱す存在になってしまいます。失敗したときに、誰も助けてくれない状態を招いてしまう事もあります。

驕る平家は久しからずを、自分を戒める言葉として使うとともに、教訓として「実るほど頭を垂れる稲穂かな(立派な人は、地位が上がれば上がるほど謙虚な姿勢をとるようになる。)」を念頭に置いてもよいでしょう。

驕る平家は久しからずの例文

「○○部長は、同期より先に出世したんでずいぶん威張っていたけれど、この間の失敗で、地方の営業所に左遷されるらしいよ。」
「驕る平家は久しからずだね。」
彼ったら、営業成績がよくてボーナスも増えたって大自慢してたけど、あの調子で会社でも偉そうにしてるんじゃないかしら。驕る平家は久しからずにならないとよいけど、心配だわ。