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この記事では「鼻白む」について解説します。鼻白むの意味や由来、ビジネスシーンでの使い方を、例文や英語表記などをまじえて解説します。
鼻白むの意味と使い方
「鼻白む」とは「はなじろむ」と読み、気後れした顔つきをする、きまりの悪そうな顔をする、批判を受けて勢いをそがれ気分を害する意味があります。
「鼻白む」という言葉はビジネス用語ではありませんが、仕事をするうえでは、「鼻白む」ことも多々あるのではないでしょうか?
鼻白むは堅苦しい言葉であり、日常会話で使われる事はほとんどありません。
「ほら、彼は鼻白んだ顔をしているよ」といったような使い方はまずしません。
相手に対して使う言葉ではなく客観的に表現する時にしばしば利用されるでしょう。
鼻白むの例文
結婚式に招待されたゲストが乾杯の挨拶で祝いの席にふさわしくない話をしだしたので、参加者は一斉に鼻白んだ表情になった。
彼が突然自慢話を始めたので、その場にいた人たちがみな鼻白んだ。
鼻白むの類義語
鼻白むの類義語について紹介します。
鼻白むと似たような意味の言葉には、「冷める」「萎える」「しらける」「盛り下がる」「興ざめする」「引く」などがあります。
どれもネガティブな意味の言葉ばかりですね。
「冷めるなぁ」とか「しらけるなぁ」なんて自分の感情として表現することができますが、「鼻白むなぁ」という使い方はしません。
やはり「鼻白む」という言葉は少しかしまった表現であり、その場の雰囲気を第三者的にあらわしているといえるでしょう。
鼻白むの英語表現
気分を害する、という意味を英語で表現するのであれば、
hurt my feeling(私の感情は傷つけられた)とか、let me down(ガッカリする)という表現が最も近いでしょう。
hurt my feeling(私の感情は傷つけられた)とか、let me down(ガッカリする)という表現が最も近いでしょう。
鼻白むを「気後れする」という意味で表現するのであれば
lose my nerve (怖気ずく、気後れする)、get timid(気弱、おっかなびっくり)、get nervous(神経質になる)という表現が近いでしょう。
lose my nerve (怖気ずく、気後れする)、get timid(気弱、おっかなびっくり)、get nervous(神経質になる)という表現が近いでしょう。
鼻白むのまとめ
- 「鼻白む」には気後れした顔つきをする、きまりの悪そうな顔をする、勢いをそがれ気分を害するという意味があります。
- 同じ感情をあらわすうえで、「冷める」「しらける」などがありますが、そういった類義語と比べると「鼻白む」とはかしこまった表現であり、自分の今の感情を伝える際に「鼻白んでいるよ」と使う事はありません。
- 「鼻白む」とは日本語独特の表現であり、英語にしてしまうと当たり障りのない表現になってしまうようです。”