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ニュートラル 意味とビジネスで使う場面
「ニュートラル」の一般的な意味は、”中立的、中間的“です。
また、自動車などのギアでニュートラルポジションがあり、それを単にニュートラルという場合が多いです。ギアをかみ合わせずにモーターなどの動力を伝達させない状態を言います。
ビジネスの場面でも、同じ意味で使われることが多いでしょう。
立場や状態が”中立的、中間的“な時、そうあるべき時の表現に使われます。
ビジネスパーソンとして、知っておきたい「ニュートラル」を含むビジネス用語もあるので、いくつか紹介します。
マーケットニュートラル
これは金融用語で、ヘッジファンドなどで使われる株式運用の手法のひとつのことです。急な株式市場の変動からのリスクを抑えるために、ロングポジション(買い建て)とショートポジション(売り立て)を組み合わせる戦略のことです。
たとえば、好調な企業Aの株式が割安な時に買ったとしても、株式市場全体で値が下がってしまうと企業Aの株も下がってしまいます。すると、利益が上がらないですし、売却しなくても持ち株全体の評価額が低下してしまいます。
企業Aの株式を購入する際に、株価指数先物を使い、購入額と同額の株式を売却するのが、マーケットニュートラルの基本的な方法です。
株式市場が上昇した時には、企業Aの株の利益で、株価指数先物で売り建てた株を高く買い戻すことになります。しかし、もし企業Aの利益が損失を上回れば、この取引で利益が出ることになります。株式市場が下落した時には、逆のことが起こります。
企業Aの株が市場に勝てる銘柄だったか、購入の際に見抜く能力がキーになる戦略です。
カーボンニュートラル
排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量である時を表現する言葉です。
バイオマスエネルギーは燃焼の際に、二酸化炭素を排出しますが、植林などで二酸化炭素を窮するので、結果的に待機中の二酸化炭素は増加しないことを表しています。
ニュートラルの例文
・ニュートラルな立場で、クライアントと話すように心がけています。
・カーボンニュートラルは、カーボンオフセットを深化させた考え方と言えます。