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ファイナンス 意味とビジネスで使う場面
「ファイナンス」の一般的な意味は、カテゴリーとしての“金融”ではないでしょうか。
他に、“融資、資金調達”の意味でもよく使われます。あまり一般的ではないですが、“財源、資金、財政、財政学”との意味もあります。
ビジネスシーンでは、“資金調達”の意味で使われます。
役職名「CFO」のFは、ファイナンスを表しています。「CFO」は、Chief Financial Officerの略で、日本語で言うと「最高財務責任者」になり、企業の資金調達と運用を中心に財務・経理の最高責任者になります。
ファイナンス=資金調達に関連する言葉
ビジネスにおいて、ほかに覚えておくといいファイナンスに関する言葉をまとめます。
■ストラクチャード・ファイナンス
従来は、株式や債券など運用で資金調達をしていました。ストラクチャード・ファイナンスでは、企業資産の証券化、流動化など「仕組み(Structure)」を工夫し新たな金融商品を生み出して、資金調達したい企業と投資家結びつけます。市場リスクや信用リスクをコントロールすることで資金調達に繋げる高度な金融技術です。
■エクイティファイナンス(equity finance)
新株式、CB、新株予約権などの発行を伴う資金調達の方法のことです。金融機関からの借り入れなど、負債を増加させる資金調達よりもコストを抑えることが可能ですが、株価や為替に影響を受けやすいデメリットがあります。
■デットファイナンス(Dept Finance)
デットファイナンスは、エクイティファイナンスに相反する方法で、銀行借入、シンジケートローン、社債発行などによる資金調達方法のことです。最も一般的な資金調達方法ですが、会社の負債が増大し税務面の安全性に不安が出てしまいます。
■プロジェクトファイナンス
巨額の費用がかかるプロジェクトの資金調達において、プロジェクト自体の収益から生み出されるキャッシュフローのみに返済原資を依存するファイナンスです。通常は、プロジェクトを遂行する事業会社を設立、その会社が借入をします。主に、インフラ投資支援の方法として用いられます。
ファイナンスの例文
・ファイナンスの授業は、経営の意思決定に有益な理論や手法を学びます。
・A銀行がB社に、過去最大級のファイナンスをした。
・ファイナンスとアカウンティングの違いはなんでしょうか?