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ベネフィットの意味とビジネスで使う場面
一般的な「ベネフィット」の意味は、利益や恩恵で、慈善のための催し「ベネフィットコンサート」(チャリティーコンサートと同義)などとの使われ方もします。
しかし、ビジネスにおける「ベネフィット」の意味は違います。
「商品やサービスを購入した顧客が、それから得られる本来の利益や恩恵」のことを指すマーケティング用語です。
顧客の購買行動は、そのものを買うよりも、その商品から得られるベネフィットに魅力を感じて購入するので、「メリットではなく、ベネフィットを訴えるのがマーケティングだ」と言われています。
ベネフィットとメリットの違い
顧客を購入までに至らせるには、「メリット」と「ベネフィット」の違いを理解することが大切です。
メリット…商品そのものの特徴、利点、うり
ベネフィット…そのメリットから顧客が得られるであろう利益や恩恵、体験や変化、未来
マーケティング業界で「メリット」と「ベネフィット」の違いを理解するための例えとして一般的なのが、「ドリルを買いに来た人が求めているのは、ドリルではなく穴を求めている」という文章です。
例えば、DIYが趣味のお父さんがドリルを買いに行ったとします。[壊れにくくて軽い、コードレスのドイツ製]で[1秒間に○○回転の作業性を実現]しているドリルを買ったことで、DIY家具の制作が楽に進むようになって、《家族が喜んでくれた》り、《出来上がった家具をみて、他の人が買いたいと言ってくれるほどだった》り、《壊れた扉をすぐに修理、不便から解放され》ました。
[○○]部分がメリットであり、《○○》部分がベネフィットになります。違いの理解はライティングにも活かせるので、ビジネススキルにも活きてきます。
ベネフィットの例文
・顧客はダイエットで痩せること自体が目的ではないので、商品のベネフィットをかかげて、上手くアピールできるウェブサイトを構築すべきでしょう。
・このターゲットセグメントに、このベネフィットが合っているいるのか、もう一度考えるべきです。
・ベネフィットとメリットの使い分けることは、営業でも有効なアプローチです。