ボディビルダーになるには?|仕事内容や有名なボディビルダー、年収などを解説

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この記事では「ボディビルダー」について解説いたします。

様々なメディアやイベントなどで登場することがある「ボディビルダー」ですが、詳しいことについてはあまりよく分からないという人も多いかもしれません。

そこで今回は「ボディビルダー」の仕事内容や日本の有名な「ボディビルダー」、「ボディビルダー」のなり方や年収なども交えてピックアップしました。

この記事を最後まで読めば、「ボディビルダー」について深く理解できるようになることでしょう。

ボディビルダーとは

したたか
「ボディビルダー」とは、「ボディビル」のコンテストに出場して賞金を稼ぐ仕事またはそれを生業とする人です。

ボディビルはウエイトトレーニングや栄養管理、休養によって筋肉を発達させ、無駄な皮下脂肪をなくして美しい身体を作り上げることを指します。

「ボディビルダー」のコンテストで良い成績を残すためには、食事管理やトレーニングなど日頃の地道な身体作りが不可欠です。

なおコンテストのほとんどは賞金がそれほど高くなく、プロの「ボディビルダー」として生活できている人は世界でもわずか200人程度とされています。

ボディビルはどちらかというとマイナー競技に該当し、現実としてはトレーニングジムの経営やトレーナーなど他に本業をもちながら、アマチュアとして活動しているという人が大多数です。

ボディビルダーの仕事内容

「ボディビルダー」の仕事内容は、ボディビルのコンテストに出場して賞金を稼ぐことです。

コンテストではポーズをとって一つひとつの筋肉の量やバランス、皮下脂肪がなく輪郭の見える筋肉の美しさなどを競います。

出場者はまず予選にあたる「規定ポーズ」で審査され、数名の予選通過者が「フリーポーズ」の審査を受けるというのが一般的なコンテストの流れです。

コンテストで上位入賞するためには、日頃の地道な身体作りが欠かせません。

先述のように専業の「ボディビルダー」として生活している人はそれほど多くないというのが実情です。

しかしながら、効果的にトレーニングや栄養管理さえできれば兼業の「ボディビルダー」として活躍するのは難しくはありません。

日本人の有名なボディビルダー

日本人にも有名な「ボディビルダー」は少なからず存在します。

この項目では、日本の有名な「ボディビルダー」を5人取り上げました。

山岸 秀匡

「山岸秀匡」(やまぎし ひでただ)は日本人選手で初のIFBBプロ「ボディビルダー」です。

「ヒデ」の愛称で知られ、その筋量の多さから「ビッグ・ヒデ」の愛称でも呼ばれています。

IFBBとは「国際ボディビルダーズ連盟」と呼ばれるボディビル団体で、国際的な規模を誇る世界で最も古い団体です。

2016年にはアメリカにて行われるボディビルの祭典「アーノルドクラシック212クラス」で日本人として初優勝するなど、日本人屈指の「ボディビルダー」といっても過言ではないでしょう。

児玉 晋一朗

「児玉晋一朗」(こだま しんいちろう)は2019年に先述の山岸選手に次いで日本人で2人目となるIFBBプロ「ボディビルダー」になりました。

IFBBプロ「ボディビルダー」は2003年に山岸選手がなって以来2人目は表れていなかったので、待望のIFBBプロ「ボディビルダー」として大いに期待されています。

関根 丈二

「関根丈二」(せきね じょうじ」は日本で3人目のIFBBプロ「ボディビルダー」になりました。

愛称は「ポパイ関根」で、ポパイのように太い腕が特徴的です。

倉持 健太郎

「倉持健太郎」(くらもち けんたろう」は以前は消防士をしていたそうです。

2021年5月22日に行われた「EVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC」にて見事ボディビルプロカードを獲得しました。

Ichikawa Nobuyuki

「Ichikawa Nobuyuki」(いちかわ のぶゆき)は2020年9月5日に開催された「EVOLGEAR HIDETADA YAMAGISHI, IRIS KYLE JAPAN CLASSIC」にて、日本で初めてクラシックフィジークプロカードを獲得しました。

学生時代は相撲部に所属していたそうです。

ボディビルダーになるには

只管
「ボディビルダー」に興味はあっても、どのようななり方があるのかは今一つ分かりにくいかもしれません。

そこでこの項目では、「ボディビルダー」になるにはどうしたら良いかのかをまとめました。

大会やコンテストで好成績を残し、スポンサーを獲得する

「ボディビルダー」になるには、大会やコンテストで好成績を残し、スポンサーを獲得するという方法が真っ先に挙げられます。

それぞれの大会やコンテストで好成績を残すと賞金を貰えるだけでなく、その功績を評価してスポンサー契約を打診されることがあるのです。

大会やコンテストに入賞したとしても稼げる賞金は少ないので、この仕事だけで生計を立てるのは非常に厳しく、多くの人はアマチュアとして他に仕事をしながら「ボディビルダー」をしています。

もし「ボディビルダー」として生計を立てたいなら、それなりの収入を得られるスポンサー契約をしてくれる企業を見つけることが必要です。

IFBBの「プロカード」を取得するとスポンサーを獲得に有利

スポンサーを見つけるにはIFBB(国際ボディビルダーズ連盟)の「プロカード」を取得すると有利です。

「プロカード」はアマチュアの世界大会で優勝するか、アマチュアとして高い実績を残し、JBFF(日本ボディビル・フィットネス連盟)の推薦を受ければ取得することができます。

なおIFBBの「プロカード」を取得すると、身体作りに薬物を使用しても良いというのがメリットです。

ただし最近は副作用の心配がある薬物の使用は避け、サプリメントの摂取と日々のトレーニングによって地道に体作りをする「ナチュラルビルダー」と呼ばれるボディビルダーが多くなっています。

プロになった「ボディビルダー」は日本国外で活躍の場を求めたり、YouTubeやInstagramなどのSNSサービスを積極的に利用したりするケースも少なくありません。

プロのボディビルダーはごくわずか

プロの「ボディビルダー」になれるのはごくわずかです。

プロの「ボディビルダー」になるのに資格は必要ありませんが、この仕事だけで生計を立てるのは非常に厳しいと言わざるを得ません。

これまで取り上げてきたように、大会やコンテストに入賞しても、得られる賞金がそれほど多くないからです。

またストイックで日々の自己管理が欠かせない点においても、プロの「ボディビルダー」になるのは非常に難しいといえるでしょう。

「ボディビルダーの寿命は短い」は本当?

パラダイムシフト
「ボディビルダー」は肉体に多大な負担をかけていると見られることが少なからずあり、「ボディビルダー」の寿命は短いと噂されることがあります。

しかしながら、「ボディビルダー」は寿命が短い、短命であるということはありません。

ただし、どのようにして「ボディビルダー」になったのかという過程が影響するのは事実です。

有名な「ボディビルダー」が若くして亡くなってしまうというケースは度々ありますが、これは薬物による「ドーピング」をすることにより血栓のリスクが高くなることが作用しているとされています。

血栓になると心筋梗塞などによる急死のリスクが増大するため、「ボディビルダー」は短命だという説が出てきたのかもしれません。

ボディビルダーの年収


残念ながら「ボディビルダー」の年収はそれほど高くなく、「ボディビルダー」としての収入だけでプロ活動するのはほとんど不可能と考えておいたほうが良いでしょう。

基本的な収入源は大会やコンテストの優勝賞金になりますが、国内のアマチュアコンテストは優勝しても賞金がほとんど出ません。

身体作りに欠かせないプロテインが何缶か貰える程度です。

世界最高峰の「ミスターオリンピア」では優勝賞金が20万ドル(約2400万円)出ますが、「ボディビルダー」の本場アメリカで開催される大会でも約2万ドル(約240万円)程度とされています。

スポンサーがつけばそれなりの収入は得られるでしょうが、ほとんどの人は他の仕事もしながら、アマチュアとして「ボディビルダー」をしているのが実情です。

ボディビルダーの休日や生活

仕事 続かない
「ボディビルダー」には、決まった休日などはないのが一般的です。

プロになれば他の仕事に追われることなくトレーニングの時間も取れますが、イベントや取材なども頻繁に入ります。

他の仕事がある人は休みや自由時間のほとんどをボディビルのために使っており、休日もトレーニングやコンテストでつぶれることが多いです。

ボディビルダーの将来性

冥利に尽きる
「ボディビルダー」の将来性は、今のところ厳しいというのが正直なところです。

日本においてボディビルは、他のスポーツよりも圧倒的にマイナーなものとなっています。

その背景には、大会やコンテストで上位入賞してもあまり収入を得られず、専業とするのが難しいというのが影響しているでしょう。

しかし日本人のIFBBプロ選手は少しずつ増えており、ボディビルが注目される機会も以前よりは増えています。

まとめ この記事のおさらい

  • 「ボディビルダー」とは、「ボディビル」のコンテストに出場して賞金を稼ぐ仕事またはそれを生業とする人
  • 「ボディビルダー」の仕事内容は、ボディビルのコンテストに出場して賞金を稼ぐこと
  • 日本の有名な「ボディビルダー」は、「山岸秀匡」や「児玉晋一朗」などが挙げられる
  • 「ボディビルダー」になるには、大会やコンテストで好成績を残し、スポンサーを獲得することなどが考えられる
  • 「ボディビルダー」は寿命が短いということはない
  • 「ボディビルダー」の年収はそれほど高くない
  • 「ボディビルダー」には、決まった休日などはないのが一般的
  • 「ボディビルダー」の将来性は今のところ厳しいが、注目される機会も以前よりは増えている