meet upの正しい意味とは?|「meet with」「meet」「catch up」との違いなども解説

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この記事では「meet up」の意味や使い方について解説いたします。

日常場面やビジネスシーンなどでも使われることがある言葉ではありますが、その意味や使い方などについてはよく分からないという人もいるかもしれません。

そこで今回は「meet with」や「meet」、「catch up」との違いなども含めて取り上げました。

それでは一つずつ確認していきましょう。

「meet up」の意味

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「meet up」は「(人に)会う」という意味です。

もう少し詳しく説明すると、「meet up」は「何かを一緒にする為に人と会う」ということを表します。

つまり「meet up」は会う目的があり、会った後に会った人たちで何か一緒にする、という意味合いを持っているのです。

例えば「お酒を一緒に飲む為に会う」、「大事な仕事の話をする為に会う」、「一緒にお出かけをする為に会う」といった色々な場面で使うことができます。

逆に偶然ばったり会ったりするなど、何かを一緒にする為に会ったわけでないのであれば、「meet up」を使うのが相応しくないということです。

なお人を誘う時には、「Let’s meet up.(会いましょう)」という表現を使用することがあります。

もし「Let’s meet up.」と誘われた際の返事について、答えが「YES」なら以下のような回答が挙げられるでしょう。

・Yes, let’s do that.
・Yeah, sure.
・Of course! When are you free?
・Yes, please!
・Why not?
・Great!

上記はいずれも快諾の意思を伝えることができる表現です。

答えが「NO」なら「Sorry, I’m busy this week.(ごめんなさい、今週は忙しいんだ。)」といった返事が考えられます。

断る際ストレートに「No」と言うのは拒絶しているような印象を持たれてしまう可能性があるので、使わない方が良いでしょう。

「meet up」の使い方と例文


「meet up」は前置詞「with」を用いて、「meet up with…」の形で使われることがよくあります。

その具体例としては、以下のようなものが挙げられるでしょう。

I will meet up with Ken at the cafe next Friday.(来週の金曜に、そのカフェでケンと会う予定です。)

来週の金曜日に、何かしらの目的が会ってカフェでケンと会う予定になっている場面です。

カフェで会うということですから、お茶をしながら談笑したりすると推測できるでしょう。

She met up with her parents at the restaurant last night.(彼女は昨日の夜、両親とそのレストランで会った。)

過去の話である場合、「meet」の過去形である「met」を使います。

この例では、昨夜のことなので「met up with…」と表現されているということです。

「meet up」「meet with」「meet」の違い

リフレクション
「meet up」に似た表現として、「meet with」や「meet」があります。

「(人に)会う」という点では「meet up with」と共通していますが、「meet with」はビジネスや政界の場などフォーマルなシチュエーションで使われる表現です。

例えば「I will meet with my boss later.(この後上司に会うんだ。)」といった使用の仕方が考えられます。

また「meet」は現在形・未来形で使う時には「初めて会う」という意味です。

「meet」は初対面の人と会う時に使い、「Nice to meet you.(初めまして)」はまさしく初めて会う人に対して使います。

したがって「Nice to meet you.」を以前に会った人に使うのは不自然です。

「meet」や「meet up」の過去形は「偶然会った」や「ばったり会った」という意味では使えないので注意する必要があります。

なお「meet」とは反対で、「see」は「面識のある人と会う」という意味です。

「Nice to see you.」や「Nice to see you again.」といった言い回しは、以前に会った人に対しても使うことができます。

逆に初対面の人に使うのは不自然ですし、以前会ったことを忘れているのかと思われてしまうかもしれません。

また「面識がある」というニュアンスから「see」は「遊ぶ、付き合う」などの意味もあり、「hang out with」と近いニュアンスです。

なお過去形で「see」を使う場合、「約束して会う」と「偶然会う、見かける」の両方の意味があります。

「meet up」と「catch up」の違い

KJ法
「meet up」と「catch up」の違いについても解説していきます。

「catch up」の基本的な意味は「追いつく」で、この意味から転じて「catch up」には「最新情報に関して学ぶ」という意味で使われることもあるのです。

もっとカジュアルに「近状報告をする」や「最近のゴシップの話をする」といったニュアンスでも使われます。

例えば「We will catch up tomorrow.(私たちは明日近況報告するつもりだ。)」のような使い方が考えられるでしょう。

また「catch up on…」で「…について話す」という意味です。

「meetup」で名詞として使う場合も

離職率
最近では「meet up」を「meetup」または「meet-up」という形で名詞として使われることも増えてきました。

「meetup」は日本語では「ミートアップ」とそのまま言うこともありますが、「オフ会」や「集まり」、「セミナー」や「会合」などといった意味を持っています。

ちなみに、「meetup」は「ベンチャー企業の勉強会、交流会」という意味で使うことが多いです。

元々は米国のベンチャー企業が集合しているカリフォルニアやシリコンバレーでこの使い方をするようになり、日本にも広まりました。

まとめ この記事のおさらい

・「meet up」は「何かを一緒にする為に人と会う」という意味がある

・「meet up」は前置詞「with」を用いて、「meet up with…」の形で使われることがよくある

・人を誘う時には、「Let’s meet up.(会いましょう)」という表現を使用することがある

・「meet with」はビジネスや政界の場などフォーマルなシチュエーションで使われる表現

・「meet」は現在形・未来形で使う時には「初めて会う」という意味がある

・「Nice to meet you.」を以前に会った人に使うのは不自然

・「meet」とは反対で、「see」は「面識のある人と会う」という意味がある

・「catch up」の基本的な意味は「追いつく」で、この意味から転じて「catch up」には「最新情報に関して学ぶ」という意味で使われることもある

・「meet up」を「meetup」または「meet-up」という形で名詞として使われることもあり、「ミートアップ」や「オフ会」といった意味のこともあるが、「ベンチャー企業の勉強会、交流会」という意味で使うことが多い