right now|意味・使い方・例文・「just now」や「right away」との違いを解説

※本サイトはプロモーションを含んでいます。

この記事では「right now」の意味や使い方について解説いたします。

学校でも習う言葉ではありますが、その意味や使い方についてはよく覚えていないという人もいるかもしれません。

そこで今回は「right now」と「just now」や「right away」の違いやそれぞれの例文を中心に取り上げました。

それでは一つずつ確認していきましょう。

「right now」の意味

「right now」は「今すぐに」や「ちょうど今」といった意味です。

「right」には「すぐに」や「ちょうど」、「now」には「今」という意味があり、「right」が「now」を強調して上記のような意味を形成しています。

なお「right」は非常に多くの意味を持つ単語としても有名です。

「right」が持っている意味としては、例えば次のようなものが挙げられます。

○名詞としての意味
・正義
・権利
・本来の状態

○形容詞としての意味
・正しい
・適切な
・右の

○副詞としての意味
・すぐに
・ちょうど
・正確に

その他にも動詞としての意味もあるなど枚挙にいとまがないほどの意味があるので、調べてみると面白いかもしれません。

「right now」の使い方と例文

「right now」は「now」がついていることから、過去の文章に対しては使えません。

その為、基本的に現在形や現在完了形、あるいは未来形の文章で用いられます。

また「right now」を使った例文としては、以下のようなものが考えられるでしょう。

・I’m very busy right now.(今まさにとても忙しい。)

「right now」は「今まさに」という意味でも使うことができる表現です。

親しい間柄の人に何か依頼をされて断る場合などには、上記の言い回しをすることができます。

・I will study English right now.(ちょうど今から英語を勉強します。)

「now」は未来を表す際に使うこともできるので、上記のように未来形の文章で「right now」を使用しても問題ありません。

その場合は「ちょうど今から」や「まさに今から」といった意味で使われます。

・I have just finished my homework right now.(今ちょうど宿題を終わらせた。)

先述の通り、「right now」は現在完了形でも使用することができます。

その際の意味は「今ちょうど」や「まさに今」などが適切だといえるでしょう。

「right now」と「just now」の違い

「right now」と似ていて混同されやすい表現として「just now」があります。

「just now」は「たった今」や「ちょうど今」といった意味があり、基本的には「たった今」の意味で過去形に使われることが多いです。

よく見られる間違いですが、「たった今」のように明確な過去の時点を示す言葉は現在完了形の文章に使うことはできません。

明確な過去を表す表現としては、「yesterday」や「at that times」などが挙げられます。

また「ちょうど今」の意味の場合は、現在進行形や状態を表す動詞の現在形での使用が可能です。

ただし上記のような使い方をすることはほとんどないので、原則的に「just now」は過去形で使うものだと考えても間違いではありません。

「ちょうど今」という表現をする際には、「just now」ではなく「right now」が選ばれることがほとんどです。

上記の内容をまとめると、「right now」は過去形で使うことができないので、この点が「just now」との違いとして挙げられます。

「just now」の例文

「just now」を使った例文としては、以下のようなものが挙げられます。

・I got home just now.(たった今家に着いた。)

過去形で「たった今」というニュアンスを持たせたい場合には、「just now」を使います。

また上述のように、「right now」は基本的に過去形では使いません。

今回は「got」という過去形を用いていることから、「just now」が使われているというわけです。

・She is very busy just now.(彼女はちょうど今とても忙しい。)

「ちょうど今」の意味で使う場合は、状態を表す現在形でも「just now」を使用することが可能です。

ただし上記のような場面では「right now」が用いられることの方が多いので、その点は覚えておいた方が良いかもしれません。

「right now」と「right away」の違い

「right now」と似た言葉として、「right away」という表現もあります。

「right away」の意味は「immediately」と同じで「ただちに」や「今すぐに」です。

「ただちに」というのは「まだ動作を行っておらず、これから」というニュアンスがあるので、現在形で使うことができません。

ただし現在形であっても未来の動作を示す場合には「right away」を使用することが可能です。

上記の内容を踏まえて「right now」と「right away」の違いをまとめると、以下のようなことがいえます。

・「right now」にも「right away」にも、「今すぐに」という意味がある

・「right now」は現在形でも使えるが、「right away」は現在の意味を表す現在形では使えない

・「right away」は過去形でも使えるが、「right now」は使えない

・「right away」は未来の動作を表す意味での現在形であれば使用することができる

以上の点を押さえた上で、下記の例文を見てみましょう。

「right away」の例文

「right away」の例文は、次のようなものが挙げられます。

・He needs someone to help him right away.(彼は今すぐに助けてくれる人を求めている。)

この例文は現在形ですが、「right away」を使うことができます。

なぜなら今回「right away」が修飾している「help」は現在の行為ではなく、これからの未来の行為だからです。

一概に現在形に使えないのはなく、修飾される動詞が未来の行為なのであれば特に問題ありません。

・I went home and went to bed right away yesterday.(昨日は家に帰ってすぐに寝ました。)

「right away」は「right now」と異なり、過去形でも使うことができる表現です。

「now」は現在を表す言葉だということを考えると、これらの使い分けを理解しやすいかもしれません。

まとめ この記事のおさらい

・「right now」は「今すぐに」や「ちょうど今」といった意味がある

・「right」には「すぐに」や「ちょうど」、「now」には「今」という意味があり、「right」が「now」を強調して上記のような意味を形成している

・「right」には名詞や形容詞、副詞や動詞など幅広い品詞で非常に多くの意味を持っている

・「just now」は「right now」と異なり、過去形でも使うことができる

・「right away」は過去形でも使えるが、「right now」は過去形では使えない

・「right away」は現在の状態を表す動詞には使えないが、未来の状態を指しているのであれば現在形でも使うことができる