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ビジネスシーンで、仕事で失敗したときなどに「申し開き」という言葉を耳にすることがあります。ただ、普段あまり使用しない言葉なので、意味や使い方に自信を持っている人は少ないはずです。
この記事では、「申し開き」の意味や使い方について、いくつかの例文も交えて解説します。
「申し開き」の意味とは
「申し開き」とは、相手から誤解されたり悪い解釈をされたときに、自分の行為の正当性を説明することです。
「申し開き」は、「言い開く」の謙譲語である「申し開く」が名詞化したものです。
「申し開く」という動詞は敬語であるため、目上の人や取引先に対して使いますが、名詞の「申し開き」は、様々な場面で使用できます。
「申し開き」と「言い訳」の違い
「申し開き」と「言い訳」は、同じ意味だと認識している人もいるかもしれませんが、厳密には違います。
「申し開き」は、相手が自分に対して誤解や悪い解釈を持っているときに、その疑いを晴らすため、自分の行為の正当性を主張することです。
一方、「言い訳」は、誤解を解くのではなく、事実に対して「やむを得ない理由があった」などと正当化するものです。
「申し開き」の3つの類義語
- 弁明(べんめい)
- 弁解(べんかい)
- 釈明(しゃくめい)
他人の非難や責めなどに対して、言い開きをすること。
言い訳すること。
誤解や非難を解消するために、自分の考えを説明して相手に理解を求めること。
「弁明」は「申し開き」と同義語です。
「釈明」は、「弁明」よりも淡々と客観的に事実を説明して、相手に理解を求めるニュアンスです。
「申し開き」を使った例文3選
ビジネスで実際に「申し開き」が使われるシーンを想定して、いくつかの例文とその説明を挙げます。
「申し開き」のまとめ
「申し開き」とは、自分が悪くないことを自信を持って主張し、相手に理解してもらうために使う言葉です。
「言い訳」や「弁解」は、“逃げ”に近いマイナスのニュアンスが含まれているため、「申し開き」とは少し意味が異なります。
また、ビジネスシーンでは「一切申し開きのしようもございません。」のように、相手にまったく非がないことを示して、こちらに謝意があることを伝えたい場面でも使うことができます。